昨日は、予算委員会【区民生活領域】の質疑をいたしました。
質問項目は以下の3点です。
①障がい者スポーツの推進を!プール指導に利用料の減免を!
②超党派で望まれている「火葬場」を砧公園地下に!
③プレミアム付き商品券に反対!実施するなら抽選にせよ!
今回は③のご報告。
「プレミアム付区内共通商品券」(プレミアム商品券)は、
国の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」4500億円のうち、
「消費喚起・生活支援型交付金」として、約2500億円、
プレミアム商品券等が推奨されています。
そのうち、世田谷区へは3億19730万円が交付されます。
そのほかに東京都からも、プレミアム商品券等への上乗せとして
1億5499万6000円が補助され、
合計4億7472万6000円もの税金が投入されるという呆れた政策。
これだけのお金があったら、もっとほかに困っているところに
使うべきではないでしょうか?
優先順位が違い過ぎます。
今回は20%もプレミアムをつけていて(1万円で1万2000円分
の商品券が買える)、本当に一部の区民たちが「得をする」制度
となっています。
しかも、画像を見ていただけるとわかるように、平成24年の
調査では、
知っていて買ったことがある 9.9%
知っているが買ったことはない 48%
知らない 40.5%
となっていて、1割にも満たない、ごく一部の区民だけが買って
いる、というもの。
こんな不公平なバラマキ政策はやめるべきではないでしょうか。
とはいえ、賛成多数で通ってしまったので、私からは、販売方法
について、「区民を並ばせる販売方法は、並べない人は買えない
という不公平なやり方である。優先販売以外の通常販売について
も抽選にすべき」と提案しました。
↓ ↓ ↓
【区の答弁】抽選という方法も含め、検討している。
当初「高齢者、子育て世代、障がいのある人は、優先枠として
15億円分、抽選で販売する」が「5億円分の通常枠については
並ばせて先着順」ということでした。
通常枠5億円分についても抽選を検討する、となったことで、
少しは不公平感がマシになる可能性が出てきたと思います。
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