昨日は、6日(金)に開かれる臨時議会に出される予定の「補正予算案」
について、「企画総務委員会」で事前説明がありました。
この事件、私のブログやツイッター、フェイスブックで、これまでにも報告
していますが、まさに、
異例の事態!東京都から世田谷区に補助金返却命令が!! 真摯な反省が足りない!「世田谷区デジタル事業頓挫」の総括。という状況です。
そして、もっともおかしなことは、
区は、東京都の見解(世田谷区は偽りその他不正を行なった、ということ)
を認めてはいない。区の見解は違う。
しかし、「不適切なことはあった」から、都に補助金を返還する…、
という屁理屈。 何度、確認しても、同じことの繰り返しでした。
あくまでも、東京都の通知にある「偽りその他不正の手段により補助対象
事者を選定した」ことを認めない、というのであれば、「都に1100万円を
返還する根拠はない」、ことになります。
「偽りその他不正の手段はない。そんなことはしていない。しかし、不適切
ではあったから、公金(区の税金)でお金を返す」
「東京都の見解と世田谷区の見解は違う。だけど、都にお金は返す」
「不適切」って、どういう意味?!
こんなわけのわからない“認識”で公金を支出できると思っているなんて
あり得ません。
では、なぜ、わかっていて、区はそのような答弁を繰り返すのか?
何かどうしても隠さなければ、守らなければならないことがあるのでしょう。
会派として、区民の代表として、そのようないい加減なことがまかり通る
区政であってはいけない!と思います。
この件、議案の審査の本番は6日の臨時議会です。
あいまいな部分をはっきりさせなくてはと思います。
「区の不誠実な対応」と「会派で夕方遅くまで状況分析」の両方で本当に
疲れた一日でした。
以下に、昨日のツイート、貼り付けます。
田中優子(世田谷区議会議員) @setagaya_tanaka
今日は「企画総務委員会」で二子玉川デジコン事件の補正予算案の
事前説明がありました。1000万円を返せ!
と都に言われて慌てて補正を組んで返還しようとしている世田谷区。
しかし区の職員の「偽り・不正」で消えたお金を税金で都に返すとは
どういうこと?区の答弁は矛盾だらけ!疲れた一日でした。
田中優子(世田谷区議会議員) @setagaya_tanaka
都に1000万円返還!の騒動の続き。不適切な事業者に対して、うちの
会派では散々「補助事業そのものを取り消せ」と議会で言ってきたのに
区は「取り消さない」と繰り返していた。
ところが、都が補助事業を取り消すと言ってきた途端に区も取り消す!
と言い出した。世田谷区には自主性がないのか?!