9月30日の本会議で、議員提出議案として出した
「安保法制の強行採決に抗議し、今国会で成立した
安保関連法の廃止を求める意見書」は、これより
一つ前のブログでご報告したように、
自民党(議長を除く15名全員)、公明党(10名全員)、
あべ力也議員、青空こうじ議員、阿久津こう議員、
小泉珠子議員、佐藤美樹議員の反対により否決されて
しまいましたが、
うちの会派の大庭正明議員の賛成意見は素晴らしい
ものでした。
誰もが言っているようなありきたりの意見ではない、
「憲法9条は最大の抑止力であり、戦後最高の名外交官」
という表現。
心に染み入るいい表現だなぁ、と、思いました。
多くの議員から賞賛されていました。
こちら(http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod・・・)
から議会中継速報版が見られます。
私たちが出した議員提出議案の審議は、最初から48分の
ところから始まります。
大庭議員の意見開陳は1時間10分のところからです。
(48分のところから中里議員の提案理由の説明⇒公明党の反対意見
⇒生活者ネットの賛成意見⇒自民党反対意見⇒大庭議員の賛成意見
⇒共産党賛成意見⇒民主・社民党賛成意見、と続きます)
以下に、大庭正明議員の賛成意見の一部を貼り付けます。
お時間があったら読んでください。
↓ ↓ ↓
確かに、戦後まもなく始まった冷戦の下で、自衛隊の創設という最大の憲法解釈の変更を行い、憲法9条が死にかけたことはありました。しかし当時の状況は、占領国であったアメリカの影響力は憲法を超えるものがあった事も事実です。
それでも日本人は知恵と工夫によって、ガラス細工といわれるような論理の組み立てによって、この40年間、政府は、「自衛隊の存在と個別的な自衛権の行使は合憲だが、集団的自衛権の行使は違憲だ」と国民に約束し、誓ってきたのです。
40年間の定着は、国内だけではありません。世界に向かっても安心できる国として広く認められてきたことです。私達が現在、平和に暮らしていることの礎は、憲法9条という最高の「外交官」がいたからこそであります。
そして憲法9条は最大の安心できる「抑止力」でもあったわけです。
先程も申し上げた通り、戦後長らく、日本国民の平和を守り、「抑止力」であった憲法9条を、一内閣の解釈変更でやすやすと変えて良いのか。
戦後最高の「名外交官」であった憲法9条を実権のない、閑職に追い込んだのが安倍政権であります。
過去40年間に渡って世界に認められた憲法解釈を一つの内閣で変え、わずか5ヶ月の審議で11本の法律を改正したり新設させてしまうことは、あまりにも乱暴ではないでしょうか。
さらに、「法的安定性」の問題がありますが、これは国内だけの話ではありません。まさに安倍首相の言われる、「抑止力」の大前提となるものです。
世界でも有数の、日本の「自衛力」が、時の内閣によって、「攻撃力」に変わってしまうことは、逆に世界平和を不安に陥れる、間違った「抑止力」であります。
(引用ここまで)
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