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Channel: 世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌
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首都直下地震に備えて〜特定緊急輸送道路沿いのマンション等建築物の耐震化をどう進めるのか?

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昨日、決算委員会「都市整備領域」で質問しました。

「特定緊急輸送道路」の沿道マンション等建築物の耐震化について。


インターネット録画中継速報版、以下から見られます。

http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=2147

 

写真は、今から20年前の1995年1月17に起きた「阪神淡路大震災」

の神戸市中央区の写真。

本震では傾いただけだったビルが、余震で倒れ、6車線の大通りを

完全に塞いでしまった。(1月18日午後撮影)

 

東京にも必ず来ると言われている首都直下地震ですが、

このように建物が倒れて道を塞いでしまうと緊急自動車も通れず、

消火活動も救護も物資の運搬も、何もできなくなってしまいます。

ですから「緊急輸送道路」というのはとても重要で、

東京都は約2000kmを指定しています。

 

そのうちの半分、約1000kmが、沿道の建築物の耐震化を推進する

必要がある「特定緊急輸送道路」と指定されています。

(写真で示しているのが緊急輸送道路のパンフレット)


世田谷区の耐震化率の状況を、円グラフのパネルを作成し、説明

しました。

世田谷内では、耐震診断をしていない9%と、診断の結果NGだった

のに何もしていない46%(合計55%)が問題です。

早急に耐震化を進めないと、建物が倒れて道路を塞いでしまったら

大変なことになります!

 

世田谷区内の「特定緊急輸送道路」は、

甲州街道、環七、環八、246、と世田谷通りの一部、です。

 



国、都、区から、かなりの補助が出る仕組みとなっていますが、

それでも、容積率等の見直しや日影規制の導入などにより、

思うような規模の建て替えができない…、と、建て替えられない

様々な事情があるようです。


それをどう乗り越えるか“トップ(区長)の政治判断”が必要です。

 

 

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