昨日「企画総務委員会」で審査された議案、
区役所職員、区長、副区長などの特別職の給与と議員報酬の
値上げ(合計で年間3億3000万円の増)議案に反対しました。
人事委員会が「官民格差を理由に」職員の給与アップを勧告
してきた、と言っても、それは、23区それぞれの実態を反映
しているものではありません。
世田谷区には、今後、庁舎改築という大きな課題があり、
財政的に決して潤沢で余裕があるというわけではありません。
また、今後、ますます福祉の財源が必要となってくるという
こともあります。
もう一つ、民間との格差と言っても、従業員50人以上の
大きな企業が対象で、そこには中小企業は含まれていないし、
まして倒産した企業も含まれていないわけで、順調に潤って
いるところだけとの比較では、区民が実感するところとして
公務員に格差があるとは言えません。
むしろ恵まれている、というのが実態でしょう。
そんな中で公務員の給与を今この時点で値上げすることは
認められないので、反対しました。
また「区長、副区長などの特別職、議員」報酬については、
「報酬審議会」から、職員と同じように値上げすべきである
との意見が出され、値上げ案が諮られました。
有り難いことではありますが、区職員の給与値上げに反対
していますし、議員も我慢すべきではないかと思います。
なた、私(うちの会派)は、「庁舎問題一つとってみても、
区長はやるべき仕事をしているとは言えない。それで区長
の給与を上げるなどとんでもない。」という理由でこちら
も反対しました。
しかし、共産党が議員報酬アップだけ反対を表明し、あと
は、「値上げ議案」すべて他の会派は賛成で、賛成多数で
すべての議案が可決されることとなりました。
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