3月11日、予算委員会で「せたがや文化財団の不祥事と
改善が見られない状況について」取り上げました。
昨年10月の「決算委員会」でも、同じ問題を取り上げ、
改善を求めたのですが、現場で働く職員の方たちから、
「議会で指摘していただいた後、誰が議員に言った、と
いう犯人探しが始まって、今後、報復人事があるのでは
ないかと恐ろしいです…」という声が届いていました。
何度も同じことは言いたくないですが、複数の方々から
「文化財団の組織体質が改善されるよう、助けて下さい」
との訴えがあったため、今回も、また取り上げました。
世田谷区の外郭団体である「せたがや文化財団」では、
昨年7月に「公正取引委員会」の指導が入り、10月には
「労働基準監督署」の是正勧告を受けるという、わずか
4ヶ月の間に2つの行政指導を受けるという、前代未聞の
異常事態が起こっています。
↓ ↓ ↓
「公取委」⇒「世田谷区の外郭団体『せたがや文化財団』
が、事業委託先に対し、消費増税分(3%)を上乗せせず
価格を据え置くよう要請したとして、公正取引委員会が
七月、消費税転嫁対策特別措置法の禁じる『買いたたき』
に当たるとし行政指導していた。
「労基署」⇒ 個人業務委託契約について委託の範囲が
必ずしも明確でないことから、疑義がある。
公取委の指導が入った時点で、区がしっかり指導をして
関係者に厳しい処分をしていれば、引き続き労基署から
も是正勧告を求められるということはなかったのでは
ないかと思います。
保坂区長は何をしていたのでしょう?
全く危機感がないんですね…。
特に問題となっているのは、文化財団の中の「文化生活
情報センター」ですが、ここの館長(現理事長)の統治
力(ガバナンス能力)が問われるのと同時に、保坂区長
の責任も重大だと思います。
「(仮)改革委員会」が設置され、今後、改善に向けて
しっかり取り組み、区としても指導していく、との答弁
がありましたが、私からは、現場の職員からも直接聞き
とりをしてほしい旨、提案要望しておきました。
「「改革委員会」に、正確な状況をつかみ、正しい判断を
していただきたいから、です。
今後、「せたがや文化財団」の職場環境がどう改善され
るか、注視していきたいと思います。
予算委員会の中継は、以下のページの、スタートから1時間13分
のところから私の質問が始まります。
http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=2386
※ 質問の日の朝、使い捨てコンタクトレンズと格闘したものの、
つけることができず、初の眼鏡着用での質問となりました…。
使い捨てコンタクト、装着が難しくて使えない…(涙)
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