先週の木曜日(8月30日)、
【脱原発を考えるペンクラブの集い】part2福島・チェルノブイリ・そして未来は…
(主催:日本ペンクラブ) に行って来ました。
日本ペンクラブはこれまで、核兵器の廃絶を訴え、あらゆる核実験に反対
し続けてきました。
チェルノブイリそして福島原発の事故が、地上での核実験や核兵器使用
に匹敵する被害状況であることは周知の事実です。
私たちは、もはや核の平和利用という言葉に惑わされることなく、脱原発
を目指すべきだと考え、すでに集会を開くなど活動を続けています。
今回の集会は、3.11 から1年後の福島と、事故後26 年目のチェルノブイリ
を取材したペンクラブ視察団の報告とともに、未来についても問題提起を
行ないます。
…という趣旨のシンポジウムでした。
8年前に参院選の応援をした、「みどりの会議」代表の中村敦夫参議院議員
(当時)や、高校同窓の先輩の浅田次郎さんなど、私にとってとても親近感
のある作家の方々が参加。
以下、シンポジウムで話されていた内容のエッセンスです。
◆チェルノブイリの事故から26年経つが、コンクリートで覆った石棺が壊れ、
もうひとつの石棺をつくってかぶせる、ということをしている。
石棺のひびから放射能が漏れ出ている。
◆チェルノブイリは終わっていない。
◆26年経って、病人がどんどん増えている!
ウクライナでは子ども2000人のうち、1300人が治療中。
◆体内被ばくした子どもたち、7年後、プリペキア市では健康児はゼロ!
平均寿命は75歳から55歳に!
◆福島では、国内で領土が失われている。
◆チェルノブイリより高い放射線量の飯館村がフリーパスとは?!
◆「核の平和利用」という言葉に惑わされるな!
◆原発推進派の議員を落とすこと!
◆経済界の圧力で「原発がなくなったら経済活動に多大な影響が出る」と
言われているが、頭にピストルを突き付けられているのに今晩の飯の話を
しているとは?!
◆日本は(この国難をどう乗り越えるのか?)世界中から試されている。
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