子どもが保育園で一緒だったママ友の河野万里子さん。
次々と翻訳本を出して、すごいなぁ〜!!と、いつも感心していますが、
今回は、絵本『ちいさなあなたがねむる夜』をご紹介します。
「ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞」と「カナダ総督文学賞」、
二つの賞をダブル受賞したという絵本だけあって、本当に絵が綺麗!
物静かなのだけど、情景が溢れ出ているというか、落ち着いた作風
がとてもいいのです。
そして、絵の美しさを際立たせるような文章がまた素晴らしいのです
が、翻訳家・河野万里子さんならではの言葉の工夫がなされているん
だろうな、と思います。
特に、以下の部分の「ゆらめいて」には心奪われました。
北の国の しずかな夜
みどりと
ピンクと
オレンジいろの光が
空いちめんに ゆらめいて
うつくしい音楽を奏でた
(青字部分、本からの引用)
”ゆらめく”という言葉を、日常の中で使ったことがあるかなぁ?
河野万里子さんの翻訳は、原本の良さをさらに引き出しているのでは
ないかと想像します。
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