毎年、10月の終わり頃に、各会派からの「予算要望書」を区に対して提出
します。
区民の皆さんが、日常的に目にすることはあまりないかもしれませんが、
他会派は、この「予算要望書」に、相当、力を入れているようで、何ページ
にもわたる “大作” が多いです。
…が、うちの会派「みんなの党・世田谷行革110番」はいたってシンプル。
以下、ご紹介します。
【みんなの党・世田谷行革110番 平成25年度に向けての予算要望】
◆開かれた区政の為に、保坂区長の掲げる情報公開を徹底せよ。
1)情報公開請求に対し、悪質な情報隠蔽に対する罰則の新設。
2)情報公開に対する不開示決定について、情報公開・個人情報保護審議会
の答申後、さらに不開示にする場合、区長の同意が必要とする制度の新設。
3)公文書管理法を踏まえた条例の設置。
◆必ず来る首都直下型地震に対する備え(災害対策)に、優先的に予算
を投入せよ。そのための財源確保の工程表を示せ。
1)公務員人件費の削減に取り組め。
2)補助金の見直しに取り組め。
3)補助金適正化条例の制定・罰則化の明示。
4)区役所の“民営化”を進めよ。
5)株式会社世田谷サービス公社を抜本的に改革せよ。
6)区施設の耐震診断の実施、耐震補強の徹底、診断や補強が出来ない場合
は、移転等の速やかな代替措置を。
◆脱原発と新エネルギー政策を、理念だけでなく、区民に見える形で実施せよ。
1)脱原発都市宣言をせよ。
2)PPS(特定規模電気事業者)を含めた電力入札を実施し、脱東電依存による、
電力コストの削減、電力の自由化を進めよ。
3)太陽光発電の導入促進に向けたインフラ整備(日照権確保の為の高さ制限
の導入等)に取り組め。
4)空間、土壌、水、食品等の放射線量測定等、放射能対策が可能な組織体制
をつくれ。
5)川場村移動教室は、2年間中止し(半減期の関係から)、詳細な調査を行った
うえで再開を検討せよ。縁組協定をしている川場村に対しては十分な支援を行
なえ。
6)小口消費者に対する電力自由化を強力に推進せよ。
7)脱原発をテーマに区民討論会を開催せよ。
◆世田谷の賑わいアップのために、教育委員会と産業政策部が連携し、
観光や文化芸術の視点からまちづくりに取り組め。
1)烏山寺町の歴史的文化を伝えよ。
2)蕎麦ゆかりの烏山寺町で、“蕎麦打ちオリンピック”等のイベントを開催し、
地域振興をはかれ。
3)烏山寺町への蕎麦店の誘致集積支援事業に取り組み、深大寺蕎麦、
高尾山の冬蕎麦を超える世田谷の新たなブランドとせよ。
◆世田谷独自のすぐれた教育施策を大切にせよ。
1)教科日本語、世田谷9年教育、才能の芽を育てる体験学習等、世田谷区
オリジナルの教育施策を継続・充実させよ。
2)海外帰国子女等に対する日本語指導の充実を図れ。
◆その他
1)重傷事故も発生している二子玉川の風害への対策を徹底せよ。
2)授業、部活動中のケガの削減について数値目標を掲げて取り組め。
3)世田谷246ハーフマラソンや区民体育大会への障がい者の参加を通じて、
障がい者スポーツの振興に積極的に取り組め。
4)その他、本会議、委員会等で行った質問内容についても会派の予算
要望とする。
⇓ ⇓ ⇓
言ってみれば、議会での質問や、常任委員会、特別委員会での発言等々、
日常的な議会での行動や発言が大事であって、この時とばかり、あれをやれ
これをやれ、と並べ立ててもどうなのかなぁ…?という感じなのですが。
今後も、常日頃からの議会活動、議員活動、を大切に、頑張ってまいります!!
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