11月22日の東京新聞「本音のコラム」は斎藤美奈子氏。
「事件の背後には」というタイトルで、暴力が繰り返されること
の背後にある文化的な土壌が問題である、ということが問われて
いました。
注目すべきは、その事例として挙げられている「暴力事件」の中
に「世田谷区主催のコンサートで、ジャズトランペッターの日野
皓正氏が、ドラムを演奏していた男子中学生の髪をつかんで往復
ビンタをした」ことが含まれていることです。
相撲界で起こった暴力事件と並んで取り上げられている暴力事件。
それを、保坂区長は「体罰や暴力ではない。そのギリギリ手前」
と言っている。ほんとおかしいですよね。
斎藤美奈子氏が指摘しているように、暴力(体罰)をある程度
よしとする(必要な場合もある、とする)土壌が問題なのです。
大事なことは、「重大か軽微かによらず」ダメなものはダメ、
ということですよ。
「日野皓正氏は平手打ちの動作は確かにした。しかし、生徒は
怪我はしていない。となれば、『行き過ぎた指導』のギリギリ。
体罰(暴力行為、暴力事件)とは違う。その手前」というのが、
保坂区長の見解ですから、何を言ってるんだか?!
このコラムを読みましたか?と、保坂区長に言いたいですね。
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