大相撲。2018年初場所が始まりました。
元横綱日馬富士から暴行を受けた貴ノ岩関は休場(幕下転落しない
措置が講じられました。
暴行した日馬富士は略式起訴されています。
さて、一方、世田谷区教育委員会が主催するドリームジャズバンド
で暴行事件を起こした日野皓正氏に対しては、保坂展人世田谷区長
の判断は「あれは暴行ではない」と、ありえない判断を議会で示し、
多くの良識ある人たちから非難轟々の状況です。
実は、ずいぶん経ってから、作曲家・音楽評論家で九州大学名誉
教授の中村滋延先生が保坂区長に意見具申をしてくださっていた、
ということを知りました。
その内容を知って、「すばらしい!本当に、すばらしいご意見を、
丁寧な語り口で保坂区長に届けてくださっていたんですね!」と
感動しました。
「保坂展人世田谷区長への意見具申」←クリックしてご覧ください。
残念ながら、保坂区長には全く響いていないようですが、、、
以下は、昨年11月26日の中村先生のツイッター。
12月1日のツイッターでは、以下のように述べていらっしゃいます。
大相撲の暴行問題、政権の不公正行政糾弾の国会審議に代わって
報道する価値はない。
ただ暴力は認められないとの結論は評価する。
それにつけ世田谷区での日野皓正による中学生への暴行事件への
保坂区長の対応には、あらためて怒りが込み上げてくる。
(引用ここまで)
9月15日には週刊金曜日に投稿してくださっていたことがわかりました。
中村先生のようなプロの音楽家であり教育者である方の発言は
重いですね。
保坂区長は、来年の夏もこれまで通りドリームジャズバンドを
日野皓正氏にお願いして(1000万円以上の予算をつけて)やる、
と最初から決めています。
だから、日野氏の暴行を暴力ではない、ということにしている
のでしょう。
しかし、保坂区長が暴力についての誤った見解を修正しない限り、
この問題は収拾しません。
なぜなら、それはドリバンをこれまで通りやるかやらないかと
いう次元とは別問題の、重要な問題だから、です。
保坂区長の間違った判断は社会に悪影響を及ぼすから、です。
アメリカのオンラインメディア『ハフポスト』の日本版編集長
は、こう言っています。
「“体罰の手前”とあいまいな文言ではなくて、きちんとした
メッセージを打ち出さないと、この問題は永遠に解決しない」
と。 本当にその通りですね。
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