5月8日(火)15時〜16時30分、衆議院第一議員会館にて
「ギャンブル依存症対策議連・韓国視察報告会」を開催しました。
司会進行は小林伸行横須賀市議で、視察概要は岡高志大田区議から報告。
その後、参加メンバーから感想を含め短い報告をしました。
韓国では、会社員、学生、主婦…等々、いろいろなバージョン
を描いた「ギャンブル依存症対策漫画」が用意されています。
物語になっていて読みやすく、わかりやすくていいと思いました。
日本では、IR=統合型リゾート実施法案が4月27日に閣議決定
されました。
「全国の設置数は最大3箇所」
「入場制限:週3回、月10回」
「入場料:6000円」
ということが決められましたが、はたして、ギャンブル依存症
防止にどの程度の効果があるのか疑問視されています。
「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子さんから
もご意見を伺いました。
田中紀子さん曰く 韓国には依存症治療施設がない 支援の自助グループも少ない 日本はそこで取り組んでいる民間がある 当事者が何を求めているか?をきちんと聞いてほしい 回復支援の仕事をしている人たちか阻害されるような対策は絶対やめてほしい。 利権の温床となる可能性があるワンストップ型(一極集中型)はやめてほしい すでにやってきている人たち(地域で回復施設がある)の取り組みを生かしてほしい 各都道府県の精神保健センターをハブにした方がいいと思う
なるほど、田中紀子さんの意見を聞いて、依存症対策のあり方を
根本から変えないとダメだと思いました。
「ギャンブル依存症対策議連」には、IRに賛成、反対、中立、と、
色々な考え方の議員がいます。以下は、私の個人的な考えですが、
韓国で、唯一、韓国人が利用できるカジノ「カンウォンランド」の
麓の町には質屋が並び、車がズラーっと並んでいました。
全財産を失った人がホームレスとなり、町の治安が悪化していると
いう話もあります。
また、開業から4年半で自殺者が34人、失踪事件が101件も発生し
ている、とのことです。
カジノは経済効果が期待できるとはいえ、犠牲が大きすぎるのでは
ないかと思います。
ですから、日本で、カジノで経済効果を上げたいのであれば、外国
人観光客のみを対象として、観光という”非日常”の世界で、お金を
たくさん持っている人に遊んでもらうのがいいのではないか、と思
います。
逆に、カジノで遊びたい日本人は、韓国、マカオ、シンガポール、
香港、フィリピン等々、近隣諸国にあるカジノに行って、”非日常”
を楽しめばいいのではないでしょうか。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第2位 です。
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