6月15日から「民泊新法（住宅宿泊事業法）」が施行されました。
この法律については、以前より問題だらけである！ということ
をうちの会派では代表質問でも取り上げてきました。
法律がダメなら、条例でしっかり歯止めをかけなければならない、
と。
しかし、世田谷区は「区長が認めればいつでもどこでも民泊OK」
というゆるゆるの条例にしてしまい、議会でそれに反対した会派
はうちの会派だけでした。
6月10日のブログでも、民泊問題について触れています。
やはり『民泊新法』は大問題！！大手エアビーアンドビー、キャンセル続く！！そして、先週の議会で明らかになったのですが、世田谷区の民泊
届出状況は、6月14日時点で、わずか51件です。
問い合わせは691件ですが、そのほとんどが諦めたということで
しょう。
その、諦めて届出をしていないところの多くが、これまで違法な
状態で民泊をやっていた、と思われますが（区が把握しているだ
けで1000件以上ある、ということですから）、これまでやって
いたことを、さっぱりとやめるでしょうか？
近隣住民は、どこが違法民泊かどうかわかりませんから、恐らく、
これまで通り、こっそり営業することも考えられます。
以下は、6月15日朝日新聞。
罰則が強化された、と言っても、それを取り締まる人員は確保
できていません。
また、大手仲介サイト「エアビーアンドビー」は、届出のない
ところは受け付けない（掲載しない）としていますが、ヤミの
サイトは他にいくらでも出てくることでしょう。
やはり問題が多過ぎますね。
良い住環境を守るのは“住民の目”が頼りです。
何かおかしいと気づいたことがあったら、世田谷区にでも、私
にでも、すぐにお知らせください。
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