7月13日〜14日、「企画総務委員会」の視察で、静岡県掛川市、
愛知県一宮市、名古屋市、に行ってまいりました。
まず、掛川市のご報告です。
掛川市では、AI(人口知能)を行政に生かせるかの実証実験を
行ない、成果をあげているとのこと。
↓
「AIスタッフ総合案内サービス」
「AIによる対話型問い合わせサービス」
実証実験は、株式会社三菱総合研究所と共同で行なった 人口知能による「AIスタッフ総合案内サービス」。 (2年前と今年の2回)。 どういうものかというと、スマホを利用して、市民から の質問を人口知能で理解し、的確に回答して市民が望む 情報を容易に提示するというもの。 AIが進む分野 「アクセスシビリティ、教育、ヘルスケア」 大量のデータ分析は得意だが、データがないところ「無」 から何かを生み出すことは苦手。 掛川市が目指すところは、働き方改革・働きがい・新しい 暮らし方の実現。 しかし仕事量は変わらず予算は削減、人手不足。 職員に負担がかかり、体調不良やモチベーションの低下、 作業効率の低下に繋がっていた。 そのために、無駄な仕事をなくし、AIが出来る作業部分 はAIに任せる、ことにした、そうです。 市民からの声は・・・ 市民の要望 窓口が平日しか開いていない。 休日も手続きができるようにしてほしい。 もっと窓口を増やしてほしい。 ネットじゃ無理なの? 情報が伝わってこない。 どこにどう問い合わせしたらいいかわからない。 ・・・等々でした。 三菱総合研究所からの提案 職員の負担軽減 ベテラン職員のノウハウの継承 外国語や視・聴覚障がいの方々への対応 複数の部署にまたがる情報提供 ↓ 市のホームページを活用 し、AIのチャットボットで会話をしながら利用者が必要と している情報に導く 住民の7割が便利、と回答。 24時間使える。電話や窓口より気軽。 改善してほしい点 700項目準備したが、もっと幅広い課題 に対応できるようになるといい。 お金や保障に関する分野の情報、イベント情報などの充実、 雑談(チャット内容)を増やすことなどが求められた。 作業についてはホームページのレイアウトを「カテゴリー」 ごとに統一する。 対話の想定を整理する。 業務の可視化・整理をした上で、どこをAIに任せるかを決め ることが必要、ということでした。 これは、使えるのではないか? 世田谷区でも導入したいよね。 と、一緒に視察に行った議員たちで話しました。 とても有意義で実りある視察でした!!
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