今日から衆院選が始まったため、12月16日まで衆院選に関すること
は掲載することができません。 (時代遅れの公職選挙法のせいで)
東京6区に関する情報は12月3日のブログ(1、2)をご覧いただければ
と思います。
さて、今日は「災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会」が開催され、
「世田谷区暴力団排除活動推進条例」という議案の審査があり、全員賛成
で、可決されました。
この条例の主旨は、東京都内の厳しい暴力団情勢にかんがみ、区の暴力
団排除に取り組む姿勢と、必要な措置を明らかにし、安全で平穏な区民
生活と、事業活動の健全な発展を図ることを目的とする。…というものです。
世田谷区内には、現在、約170名の暴力団員が居住し、暴力団事務所
が3つ存在します。
用賀4丁目「稲川会三本杉一家」
尾山台2丁目「稲川会碑文谷一家」
用賀4丁目「岡庭会」
昨年の暴力団関係者による事件(傷害・賭博等)と、法に基づく中止命令
(不当な金品要求等)は約200件にのぼっています。
また、薬物の売買、公的給付制度を悪用した詐欺などで、資金を増やして
いる、ということ。
このような非社会的な行為は、排除しなければならないと思いますが、
先月NHKスペシャルでやっていたのは、暴力団という組織ではないが、
非社会的な行為をしている「愚連隊」の存在が、より深刻になっている、
とのこと。
他県では、「暴力団お断り」と、入口に掲げたお店のママが襲われる、
という事件も起こり、安心して生活できる環境をどう作っていくか?が、
大きな問題となっているところもあります。
今回、可決された条例が、どのような実効性を持つのか?
今後、見ていきたいと思います。