「東美濃ナンバー断念 住民61%導入反対」2018年09月25日
というニュースが入ってきました。
官民組織を作って導入しようとしたところは「世田谷ナンバー」
導入のやり方にそっくりだったので、ここの住民の方々の多くは
「世田谷ナンバーの二の舞にならないように」と、非常に懸念
していたようです。
しかし、正しく住民の意志が反映されたので、よかったですね。
「世田谷ナンバー」の住民アンケートには疑義があり、住民の
納得感は得られないということは東京高裁も認めたことであり、
今や世田谷区の事例は「ご当地ナンバー」のワーストモデルと
なっています。
保坂展人区長に反省はないのだろうか?
以下、「岐阜新聞 Web」より
↓ ↓
自動車ご当地ナンバー「東美濃」の導入を目指す官民組織
「東美濃ナンバー実現協議会」(会長・田代正美多治見商工
会議所会頭)の第8回協議会が24日、岐阜県多治見市役所
で開かれ、今月実施した2度目の住民アンケートの結果は
導入賛成が36・9%、反対が61・1%だったと報告された。
協議会は賛成が反対を下回ったことで住民の合意形成が図ら
れていないと判断。導入を断念することを決めた。
アンケートは東美濃エリアと位置付ける6市1町(多治見、
中津川、瑞浪、恵那、土岐、可児の各市と可児郡御嵩町)の
18歳以上の住民を対象に9月1~20日に実施した。
無作為抽出した計1万人にアンケートはがきを送付。
4175票を回収し、賛成1540票、反対2550票、
無回答85票だった。
24日の協議会では導入断念を可決した。
25日までに協議結果を国への申請主体である県に報告する。
田代会長はアンケート結果を受け、「この活動は公金を使った。
経済人は結果が全てで、今回の責任は私にある」と会長職の
辞任を申し出た。
しかし、委員から「協議会の今後の在り方などを検討すべき」
などと早急な辞任に否定的な意見が複数上がり、会長を除く
委員35人のうち辞任に同意した人が16人と少なかったため、
進退の結論は次回の協議会に持ち越しとなった。
協議会後、田代会長は「敗軍の将は兵を語らず」と無念さを
にじませつつ、「東美濃を広めていきたいという思いで活動
に取り組んだ。
行政と経済界による広域連携活動にとっては良い勉強になった
と思う」と話した。
(引用ここまで)
何度でも言いますが、「世田谷ナンバー」 導入のための住民ニーズ
調査アンケートは「正しく行われませんでした」。
そして、そのことはあまりにも偏った結果を見ればわかったのに、
保坂展人区長は嬉々として、そのデタラメな結果を公表し、導入する
理由として利用しました。
普通だったら、こんなに偏った結果はおかしいだろう、と疑問を持つ
はずですが、保坂区長野中では、アンケート送付先を操作した結果は
このくらいだろうという予想通りだったんですかね。
再度、つぶやきます。保坂展人区長に反省はないのだろうか?
政治家(市区町村)ランキング、全国 第3位 です。