友人の河野万里子さん翻訳の本が、また出ました!
『サーカスの少年と鳥になった女の子』 ジェーン・レイ 作・絵
【以下、アマゾンより引用】
アーメッドは、旅まわりのサーカスで下働きをする男の子。
ある日、森で金色の卵をひろいました。中から生まれたのは、
小さな女の子オーレリア。
背中にやわらかい羽根がはえそろい、どんどん美しくなっていきました。
ところが、かごの中で見世物にされ、だんだん元気がなくなっていく
オーレリアを見たアーメッドは…?
イギリスで人気の絵本作家が描いた、幻想的で美しい物語。
(対象:5歳から 1680円)
とにかく、絵が綺麗!!色遣いが鮮やか!!
そして、内容も、心温まる作品で、とてもいいなぁ〜と思いました。
以前にもご紹介したことがありますが、河野万里子さんは子ども
が同じ保育園だったことから知り合ったママ友。
とにかく、彼女の本は読みやすい。
まるで最初から日本語で書かれていた本のように、自然で読み
やすいのが特徴です。
どうしてか?
河野万里子著『赤毛のアンの翻訳レッスン』で知ったのですが、
それは、さりげない文章の一つの単語にも徹底的にこだわって、
一番ぴったりくる言葉(日本語)を考えて、探して、入れ替えて、
と、ものすごい努力をしている、ということなのです。
やはり “一流” と言われる人の努力の度合いって違うんだなぁ…。
もちろん、努力だけでなく、光る才能があるから、なのだと思い
ますが。
とにかく夢のある、素敵な絵本です!