4月10日、東京特別州政治家連盟発足記念の勉強会がありました。
題して「道州制で日本を変える!〜今こそ、党派を超えた取り組みを〜」。
写真下:東京特別州政治家連盟代表 上田令子江戸川区議からの挨拶。
まず、地域主権型道州制国民協議会 村橋孝嶺理事長より基調講演。
◆日本は、今後80年は人口が減り続け、4000万人ぐらいまで減少する。
そうなると産業が衰え、経済的にも小国になってしまう。
早くそれに沿った国の規模、形に変えなければならない。
◆今の日本、一人当たりの実質財政支出はどんどん上がり、生産年齢人口
は減り続けている。
政府はこの差を本気で増税で埋められると思っているのか?
今の日本は、歳入不足ではない。誰が見ても歳出超過なのである。
ここに切り込まないと、国が破たんしてしまう。
◆道州制にすることで、毎年20兆円の行政費が捻出できる。
続けて、道州制懇話会共同代表 小池百合子 自民党衆議院議員からの
講演。
◆日本の病気その1
「とりあえず症候群」 とりあえずこれで…ばかり!
3.11は大きなチャンスだった。東北州を創るべきだった。
◆日本の病気その2
「しかたがない症候群」 とりあえずこれで、しかたがないでしょ。
この二つの病気が治らなければ、日本の閉塞感を脱することはできない。
◆私は2005年から道州制を盛り込んでいる。
2007年、渡辺喜美担当大臣がビジョン懇談会を発足させた。
◆現在、道州制は、自民党、公明党、みんなの党、3党で進めている。
◆日本再生のためには、新しい統治機構が必要である。
◆発想の転換で、日本の改革はできる。
たとえば、「北海道に時差を与える」だけで、先進国で一番最初に夜が
明けるマーケットとなり、メリットが大きい。
小池百合子衆議院議員の話、興味深かったです。