昨日、決算委員会「企画総務領域」での質問、無事終わりました。
「議会中継速報版」にアップされていますので、興味とお時間が ありましたら、ご覧ください。
世田谷区には(今年の1月1日の時点で)137カ国、2万1379人
の外国人が住んでいます。
また、現在は、「ラグビーW杯」を観戦しに、世界中から外国の
方が集まり、来年も「東京2020大会」があるので、多くの外国
の方が、ここ、世田谷区にもくることでしょう。
というわけで、今回は、「平常時と災害時の壁をなくす」という
「フェーズフリー」の概念を実現化した多言語対応の情報供給
システム「QRトランスレーター」という画期的なツールを導入
し、外国の方々が災害弱者とならないように取り組んでもらい
たい旨、提案しました。
ぜひ「議会中継速報版」をご覧下さい。
現在の世田谷区は、区のお知らせの場合、「カタログポケット」
という専用アプリを使えば10ヶ国語で対応している、というの
ですが、アクセスしているのは、英語で10人、他の言語で2〜3
人…!!使われていないに等しい!!
災害対策の方は、今年の4月にやっと「防災マップアプリ」を
を英語、中国語、韓国語で検索できるようにした、というので
すが、こちらもわずかな人数しかダウンロードしていません。
英語55人、中国語12人、韓国語9人←何ですかね?この少なさ!
やはり、アプリをダウンロードしなければならないものは広が
らない…ということがわかりました。
その点、いろいろなものにQRコードが貼られていて、それを
読み取るだけで、自分のスマホに、いつも使っている言語で
情報が入ってくる、というのは画期的だと思います。
今の世田谷区では、平常時でも外国の方への情報提供について
は不親切な状況で、いざ、災害時になったら、言葉がわからな
いために「災害弱者」となってしまう可能性が高いです。
非常にお粗末な状況です。
一刻も早く、「平常時からの多言語での情報提供」と「災害時
にいつものQRコードを読み取れば、多言語で必要な情報を得る
ことができる」フェーズ・フリーの状態を作り、外国人の支援
を充実させるよう、要望しました。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第3位 です。