Quantcast
Channel: 世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4945

フリースクールに通う子専用の「性被害の電話相談窓口」設置の報道と、世田谷区が委託している業者について

$
0
0

11月 24日の朝日新聞に、

「性被害の電話相談窓口 フリースクールに通う子専用」

という記事という記事が出ていました。 
   ↓     ↓     ↓
https://www.asahi.com/articles/DA3S14268918.html

不登校の子どもたちが通うフリースクールでの性被害を

食い止めるため、来年度にも電話相談窓口ができる見通

しになった。フリースクールは小規模なところが多く、

「ようやく見つかった居場所」を失いたくない子どもら

は被害を口にしにくい。 

(新聞記事からの一部引用、ここまで)


私はそのことを以下のようにツイートしました。    

 


すると、私のツイートに対して、以下のコメントが寄せら

れました。
   ↓     ↓     ↓
世田谷区も、居場所の運営を委託していらっしゃいますね。

東京シューレは、性被害事件和解後も、この問題に真摯に

向き合うこともなく、説明や対応策も何もないままです。

世田谷区のこちらの施設では、子ども達の安全について、

きちんと対策はなされてるのでしょうか。

 「学校に戻らなくてもいいよ」 世田谷区が不登校支援施設
オープン 
フリースクールの知恵で多様な学び


保坂氏が世田谷区長になる前からよくご存知のはずの、老舗

フリースクール、東京シューレでの出来事です。

https://www.asahi.com/articles/ASM7556M7M75UTIL01T.html

(コメントの引用ここまで) 

 

 そこで、事実関係を確認しなければ、と思い、担当課長

に連絡しました。その回答をここで報告いたします。


1、「東京シューレ」に問い合わせたところ「コメント

は差し控えさせていただく」との回答があった。

11月24日の朝日新聞の記事によると、「訴訟が和解とな

ったことによって、 ”口外禁止” という制限がかけられて

いるためだと思われる。


2、「東京シューレ」は1999年〜2001年にかけ「宿泊型

フリースクール」事業をやっていた。

スタッフは委託事業契約をしていた。

その委託先とは、現在は関わっていない。

今後、「東京シューレ」としては業務委託は行わない。


3、世田谷区は、世田谷区船橋の旧希望丘中学校跡にで

きた複合施設の2階に、不登校の子どもの学校生活への

復帰や社会的自立を支援する「ほっとスクール希望丘」

を開設し、「東京シューレ」に委託している。

「東京シューレ」の取り組みについて「研修内容を確認

し、人権委員会を設置、子どもたちからの通報や相談を

受ける窓口を設置するなどが確認できたので了とする」

とのことでした。

 

というわけで、「東京シューレ」に関して、これ以上は

追及できないという状況です。


ご心配いただき、コメントをくださった方々に感謝する

とともに、世田谷区の委託事業では、絶対に子どもへの

セクハラや性被害などが起こらないよう、しっかり見て

いかなければならないことを、私からも区に伝えました。

 

  (←ぜひ応援のクリックをお願いします!)

  政治家(市区町村)ランキング、全国 第4位 です。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4945

Trending Articles