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Channel: 世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌
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区は「新型コロナウイルス予防の取り組みと今後の対応について」を公表〜そこに「世田谷モデル」は存在していない

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新型コロナウイルス予防の取り組みと今後の対応について

   ↓

世田谷区のホームページが8月7日に更新

され、令和2年7月時点での詳細をまとめ

た35ページからなる冊子(PDFファイル

がアップされています。

 

驚いたことに、保坂区長がマスコミで連

日のように宣伝し、注目されているPCR

検査「いつでもどこでも何度でも〜世田

谷モデル」という言葉は一切、出てきま

せん。

 

34ページに、「有識者との意見交換」と

いう項目が挙げられており、そこに児玉

龍彦教授の名前があるにもかかわらず、

です。

 

やはり、保坂区長がひとり暴走している

だけで、区としての合意事項になってい

ない、ということではないでしょうか。

 

目次は以下の画像をご参照ください。

 

 

 

報告の30ページには、以下の表があります。

   ↓

 

かろうじて、ここには「拡充後件数」と

して603件という数字が出ています。

保坂区長がテレビで言っていた「まずは

300件を600件にする」ということが反

映されたものと思いますが、いつまでに

ということは出ていません。

 

区長の言葉を信じていると思われる区民

の方が「まず300を600に、9月末まで

に3000に」とスケジュールまでツイート

していて、そのうえ「区長の言う社会的

検査は3000件でも足りない」と、ひた

すらPCR検査を増やすことに大変な期待

を寄せているようです。

 

同じように期待している方は世田谷区民

に限らないようですが、そういう方々が

この実情を知ったらどう思われることで

しょう?

 

最後の35ページには、「新型コロナウイ

ルス感染症対策に係る体制強化を図るた

め、保健師等をはじめとし た職員が平時

から緊密に協力連携し、有事の際に迅速

に参集して機動的かつ柔軟に対 応可能な

組織体制の構築を図るため、本年9月1日

を目途に組織改正を行います。」とあり

ます。

 

600件にするだけでも現場には相当な負担

がかかることと思います。費用(税金)も。

 

良識ある方々からは、「PCR検査は予算に

見合うだけの効果(結果)が本当にあるの

か?が大事」というご意見が届いています。

 

まさにその通りだと思います。

 

他の全ての施策よりPCR検査への税の投入

を最優先させる、などということはできな

いと思いますので。

 

区もそんな提案はしないと思いますが…。

 

とにかく、私たち議員は、近々出てくるで

あろう「補正予算案」を見て、財政&費用

対効果を考えながら、議論&判断したいと

考えています。

 

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  田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka


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