保坂区長が7月28日に突然ぶち上げた
「PCR検査〜いつでもどこでも誰でも
何度でも〜世田谷モデル」。
あれは、驚くことに、区長以外は誰も
知らなかったのですが(副区長も教育
長もその他の幹部職員も、議会も!)、
まるで、「補正予算が通っている決定
事項」のように(ほとんどの人がその
ように誤解していましたね)発表し、
しかも「プール方式を使って、早く、
安くできます」と、具体的なやり方に
ついても言及していました。
実際には、議案すら出されていないし、
「プール方式」は国が認めていない。
これってまるで「やるやる詐欺」では
ありませんか?
いよいよ議会に「補正予算案」を出さ
なければならない段階となり、
「世田谷モデル」はすでにできないこ
とがわかったせいか、「社会的モデル」
と名前を変え「4億1400万円」の区税
を投入する、と、委員会で説明がなさ
れました。
関連ブログは以下です。
本日12時〜「福祉保健委員会」にて「PCR検査世田谷モデル」の修正案が示されます! 保坂区長の「PCR世田谷モデル(社会的検査)」、プール方式は破綻、大前提が崩れ・・・
当然ながら、議員たちから異論反論が
噴出。
議会からだけでなく、区民の方々から
も、ムダという意見が多数寄せられ、
現在、3度目の修正中!!という前代
未聞の事態に。
そのような混乱があり、9月10日臨時
で「福祉保健委員会」「企画総務委員
会」が開催されることになりました。
質問通告〆切が9月9日だというのに、
その時までに議案の内容が確定してい
ないとは、信じられない事態です。
であれば「臨時の委員会に、保坂区長
に来ていただき、直接説明してもらう
べきでないか?」とうちの会派の桃野
幹事長が「議会運営委員会・理事会」
で提案しました。
議会として当然の要請だと思います。
ところが、他会派が強行に反対した、
というのです。
ええ〜?!なんで?!
詳細は桃野議員のブログへ。
↓
議会運営の話。区民の関心が高い「PCR検査補正予算」に各議員はどのように臨むのか。
ちなみに、昨日(9/8)行なわれた区長
記者会見はこちらでご覧いただけます。
「PCR社会的検査」についても述べて
いますが二度目の修正についての説明
で、三度目の修正を現在詰めている、
と言っています。
繰り返しになりますが、
今日(9/9)が質問通告〆切だという
のに、未だ「補正予算案」が“修正中”
という異例の事態が起こっています。
通常なら、きちんとまとまった議案の
事前説明がとっくに済んでいます。
「議会日程を混乱させて申し訳ない。
臨時委員会で直接、修正した補正予算
案の説明をしたい」と、区長自ら委員
長に申し出るべきことではないかと思
います。
区長にその気持ちがないなら、議会と
しては「臨時委員会に区長に来ていた
だきたい」と要請するのはごく当然の
ことだと思います。
この間、議会への説明は圧倒的に不足
していましたし、区長でなければ答え
られないことがありますから。
これほどまで重要なことなのに、なぜ、
他会派は反対するのでしょう?
区長の根回しですかね??
政治家(市区町村)ランキング、全国 第2位 です。