昨日から始まった「予算特別委員会」。
初日、「総括質疑」では、うちの会派は大庭正明議員が「世田谷
ナンバー」の問題点について質疑しました。
皆さんは「区のお知らせ」2012 年2 月15 日号の一面に出ていた
『世田谷ナンバー』を実現しよう、という記事、ご覧になりましたか？
自動車のナンバープレートを『品川』から『世田谷』に変えようという
のです。
現在使われている『品川ナンバー』は、世田谷区、港区、中央区、
千代田区、品川区、目黒区、渋谷区、大田区の8 区をカバーして
います。（大島支庁管内、三宅支庁管内、八丈支庁管内、小笠原
支庁管内も）
それが『世田谷区』だけに絞られようとしています！
住んでいるところが特定されてしまうのです。
しかも、これ、「品川」か「世田谷」かを選べるわけではなく、世田谷
に住む人全員が強制的に「世田谷ナンバー」にされてしまうのです。
そもそも、「世田谷ナンバーを実現する会」というのが発足したのは、
区民の気運が低いから。
でも、そこに世田谷区も入って、署名集めの用紙が町会を回っている、
っておかしくないですか？
「実現する会」の方々が活動するのはいいとしても、そこに世田谷区
も入ってしまうというのは、行政の中立性を欠いています。
「ご当地ナンバー」は、実際導入した自治体のアンケート調査から
しても観光や産業振興の効果は明らかでなく、
それより何より、
「住んでいるところが限定されてしまうなんて嫌だ！」
「希望していない区民まで世田谷ナンバーを強制されるなんておかしい！」
「世田谷ナンバーにしたら車上狙い（車荒らし）に遭う確率が高くなるのでは？！」
という、反対や心配の声が上がっています。
私も、全く同感であります。
ほかにもまだ問題があります。
続きは、予算委員会「補充質疑」（3月21日）に大庭議員がする予定。
この問題、まだまだ知らない方がたくさんいらっしゃいますが、
区民が知らない間に、一部の人で話しを進め、決まってしまったら、
取り返しのつかないことになります！！
お一人でも多くの方に知っていただき、是非を問いたいと思います。
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