【羽田圭二議員(立憲民主党・社民党)】
議員も何らかの理由で欠席せざるを得ないことが
あります。
その理由の如何を問わず、ただ長期に休んだこと
をもって公務怠慢、ポンコツといった言葉を用い
て区民にレッテル貼りを促すようなことは、現代
社会の中で許されるものではありません。
(中略) 議員が長期に休まざるを得ない場合も
裏付けがされているのですから、欠席が事実であ
っても公務怠慢、ポンコツなどの言葉を用いて不
特定多数に広めるようなことは、長期に休んだ議
員に対し、区民からの誤解や不当な評価を招きか
ねないことからも厳に慎むべきだ、と言っておき
ます。
ましてや、過去において自らが長期に休まざるを
得なかったことを棚に上げ、同じく長期にわたっ
て休まざるを得なかった同僚議員の欠席日数だけ
を区民に公表するというようなことがあるならば、
議員としての良識を疑わざるを得ないと言えます。
※「過去において自らが…」というのはあべ力也
議員のこと。あべ議員は、自身が8ヶ月間という
長期に渡り、議会を休んでいたことがあります。
その間の公務日程は32日あった、ということが
議会で明らかになっています。
【佐藤弘人議員(公明党)】
先ほど田中優子議員の討論にもあったようにそう
した事実を単に欠席として取り上げ、ポンコツや、
公務怠慢などとあげつらい、それがさも罪であり、
悪であるかの如く、 他者を貶める嫌悪感に向ける
行為など絶対にあってはなりません。現代社会に
おける情報伝達手法が発達すればするほど、言論
人の姿勢、言語感覚、自らの発言に対する責任や
配慮が厳しく問われなければなりません。
まさに私たち議員の資質と振る舞いが問われてい
ると改めて申し上げたい。
【真鍋よしゆき議員(自民党)】
これまで見受けられた欠席日数だけを取り上げ流布
する行為は、人権を無視する行為となることは必然
であり、当然今後は、あり得ない行為となります。
この会議規則改正を機に、区民の信託を受けた我々
区議会議員は、一人ひとりの主義主張は違えど、互
いの人格を尊重し、議論を尽くして互いに高め合い、
より良い区政を実現させてまいりましょう。
(抜粋以上)
桃野芳文議員のブログに、各会派の意見の全文
が掲載されています。
↓
ガン治療で議会を欠席した女性議員らを指して
「公務怠慢ポンコツ議員」とする社会が健全だ
とは、どうしても思えません。
世田谷区がそんな社会にならぬよう、有権者の
皆様のお力添えを!
やむを得ない欠席、というのは議員にも起こり
得ます。
しかし、ほとんどの議員が、公務第一に考え、
行動していることをお伝えしたいと思います。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第3位 です。
田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka