連休中に、とんでもない連絡がありました。
新型コロナワクチンの接種会場で、ワクチン接種
に従事している方から、です。
「毎日、毎日、余剰ワクチンを廃棄している。
若い人たちが早く接種したくても予約すらできな
い状況だというのに、あまりにももったいない。
ワクチン自体もとても高価なものなのに、本当に
心が痛む。
区の担当の方に近所の方などに声をかけられない
のか?と何度も何度も訴えているが、何も変わら
ない。
以前は、余剰が出ると、区職員、近隣の小中学校
や保育所の教職員等々に接種していたが、それも
行き渡ってしまったようで、今では打つ人がいな
くて捨てている。
他自治体では廃棄せずにうまくやっているところ
があるので、世田谷区も取り組んでほしい。
というものでした。
私たちの会派では、当初より、「ワクチンを無駄
にしないように!!予約のドタキャンで当日余っ
てしまった場合を想定し、区職員、近隣の学校や
保育園等々に声をかけ、余剰ワクチンを廃棄する
ようなことがないように!!」と指摘しており、
区もそのようにやっていました。
しかし、当然ですが、それも今では行き渡った、
という状況です。
しかし、だから廃棄しているって、平然と言われ
ても!!(怒)
なぜ、もっと早く次の手を考えないのだろうか?
と、大変な疑問を感じました。
まさか、何もせず、廃棄していたとは、、、
この、廃棄の実態をお知らせくださった方が仰っ
ているように、他自治体では、できるだけ廃棄し
ないように、さまざまな工夫をしています。
とにかく、1回分ですら廃棄しないよう、他自治
体の良い事例を参考に、早急に取り組んで!!と
区に伝えました。
連休明けすぐに、区の担当から連絡が入り、他区
の事例で、一番シンプルなやり方(導入しやすい
ような方法)を考えています、と報告がありまし
た。
ファイザーのワクチンは、1瓶で6回分なので、
ちょうど6人で割り切れる数の人が来てくれない
と、解凍したワクチンが余ってしまいます。
なので、1つの会場で最大5回分の廃棄の可能性
があるわけですが、会場が20箇所とすれば100
回分が廃棄されることになります。
そういう報告が福祉保健委員会でありましたが、
それは仕方ない、で済ませるのではなく、事前に
それら余剰ワクチンをどうするか?を考え、無駄
にしないよう準備しておくべきですよね。
とにかく、一刻も早く、一般区民の方々で希望す
る方に打てるように、ワクチンを廃棄することの
ないように、しっかりやってほしいと思います。
今後も、取り組み状況をチェックしていきます。
また、個別接種をしているクリニック等はどうな
っているのか?も気になります。
毎回、6人で割り切れる数を打っているとは考え
にくいので、余剰ワクチンが出てしまっているの
ではないか?
この辺りも調べなくてはと思います。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第3位 です。
田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka