10月1日の決算特別委員会(企画総務領域)
での質問の報告です。
「まるごとまちごとハザードマップ」とい
う言葉を聞いたことはあるでしょうか。
「まるごとまちごとハザードマップ」とは、
地域で水害が発生したらどれほどの浸水に
なるか、避難所はどこか、など、街を歩い
ているだけでわかるように看板を設置する、
というものです。
私は2009年、2010年と続けて「まるごと
まちごとハザードマップ」の提案をしてい
ますが、当時は、「そんなマイナス情報を
公にしたら不動産価値が下がってしまうと
いう声もあり、地権者への利益侵害の懸念
がある」という、非常に後ろ向きな答弁で
した。
しかし、今では、多摩川流域に「想定浸水
深5メートル」という注意喚起の標識が、
電柱にくくりつけられていたりしています。
水害に関しては、ずいぶん進歩したという
気がしています。
以下は、10月1日の決算委員会での質疑です
が、川崎市の避難所を知らせる看板を紹介し
ています。
避難所は現在地から何メートル、どうやって
行けば良いか、地図も示されていて、誰でも
すぐに避難所に行けるようになっています。
世田谷区でも、このように、街なかを歩いて
いるだけで、外国人でも、子どもでも、地域
のことがわからない人でも、誰でも安全に行動
できるようにすべきである、という提案をしま
した。
区の答弁は、難しい理由を並べていましたが、
で「モデル的にでも、簡易なものから設置して
みる価値はあるはず!」と、強く要望しておき
ました。
議会中継はこちら。(16分35秒進めたところからです)
があるのですから、もっと使ってほしいと思い
ます。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第3位 です。
田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka