すでにご存知の方も多くいらっしゃると思
いますが「下北沢CHAOS(カオス)ビール」
が問題となっています。
この企画自体はとても良いと思いますし、
ビールそのものに罪はないと思います。
しかし製造者が問題発言(ヘイトスピーチ
と取られる発信)をHPでしており、その
ことをきちんと謝罪していないではないか、
ということが取り沙汰され、区には40件
以上の苦情のメール等が殺到している、と
いうことです。
わざわざ区に直接苦情を届ける人はそれ程
いないので、40件以上というのは、潜在的
にはその何倍もの方々がおかしいと思って
いるであろうと思われます。
以下は、関連企業のHPのスクショです。
ㅤ 上記の記事によれば、DHCビール関係者 は以下の通りです。 ㅤ 企画:株式会社日テレ7、株式会社オオゼキ 協力:世田谷区、下北沢商店連合会、京王電鉄株式会社 ラベルデザイン:タツノコプロ 製造:株式会社ディーエイチシー ㅤ
ヘイトスピーチではないかと問題になっ 株式会社ディーエイチシーの会長のメッ セージはこちら
↓
https://top.dhc.co.jp/company/image/cp/message1.pdf
ディーエイチシーは特定民族を差別する 文章を自社のウェブサイト掲載していた ことを、取引先には謝罪した旨の報道が あったが、広く世間一般への謝罪はされ ていないと認識しています、とある区民 の方からの訴えがありました。 ㅤ ㅤ 世田谷区には、「世田谷区多様性を認め 合い男女共同参画と多文化共生を推進す る条例」という条例があります。 ディーエイチシーの発言はこの条例とは 全く相入れないものです。 しかし、区は、 ●企画者と協力者などを繋ぐ役割を担っ ただけ ●お金は使っていない ●製造者をどこにするかは企画担当が決 めたこと ●限定20万本で終わる企画 ということで、「確認が不十分で迂闊だ った」ことは認めていますが、謝罪や、 企画担当への見直しの申し入れなどをす るつもりはない、という態度です。 私は、少なくともこれだけ問題となって いるのだから、区としてきちんとHPなど に「製造者の問題発言についてきちんと 把握していなかった」ことを謝罪すべき ではないか?と、区の担当(経営改革・ 官民連携担当課長)に強く要請しました。 しかしながら、何度、言っても、区とし ては、何事もなかったかのようにスルー して終わらせるつもりのようです。 「今後は、官民連携指針の中にしっかり チェックすることを盛り込み、同じ失敗 がないよう取り組みます」 でおしまいにするつもりということでし た。 こういう大きな問題は、いち課長が決め られることではありません。 やはり、区のトップ、保坂区長の信念が 試されることだと思います。 つまり、 「世田谷区多様性を認め合い男女共同参 画と多文化共生を推進する条例」の理念 を本気で貫こうとしているのか? ということが問われているのではないで しょうか。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第4位 です。
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