このブログでも度々ご紹介しているところ
ですが、公益財団法人「日本尊厳死協会」
をご存知ですか?
時々「尊厳死」と「安楽死」の違いがわか
っていない方がいらっしゃるのですが、
以下、協会のHPの説明を貼り付けます。
↓
尊厳死は、延命措置を断わって、自然死を
迎えることです。
これに対し、安楽死は、医師など第三者が
薬物などを使って、患者の死期を積極的に
早めることです。
どちらも「不治で末期」「本人の意思によ
る」という共通項はありますが、
「命を積極的に断つ行為」の有無が決定的
に違います。
協会は安楽死を認めていません。
わが国では、いわゆる安楽死は犯罪(違法
行為)です。
ただ一定の要件を備えれば違法性を阻却で
きるという司法判断は出ています。
山内事件の名古屋高裁判決(1962年)の
安楽死6要件や東海大付属病院事件の横浜
地裁判決(1995年)の4要件です。
しかし、日本社会には安楽死を認める素地
はないと言ってよいでしょう。
(引用ここまで)
私は夫婦で尊厳死協会に入っています。
この、2022年4月発行の「尊厳死協会」
の会報によると、5月8日に、石飛幸三
医師の講演会があるそうです。
石飛先生は、世田谷区立の特別養護老人
ホーム(芦花ホーム)の常勤医でもあり、
世田谷区としてもお世話になっている方
で、以前より『平穏死のすすめ』に共感
していたので、とても興味深いです。
5月8日…他に予定が入ってしまっている
のだけど、もし変更できたら聴きに行き
たいですね。
興味関心のある方、お勧めの講演会です。
以下、「尊厳死協会」の会報より、知って
いただきたい部分をご紹介します。
「日本尊厳死協会」年会費2000円です。
終身会員は7万円。
よくあるご質問 → こちら
資料請求 → こちら
夫の母も会員だったため、本人の意思が、
はっきりしていたので、最期をどう迎える
か、看取る側の家族(私たち)が迷ったり
悩んだりせずに済み、本当にありがたかっ
たです。
「平穏死のすすめ」は「尊厳死」に繋がり
ます。
会員になることを考えてみませんか?
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田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka