【保存樹木の指定】とは?
10月14日のブログで、以下報告しました。
世田谷区議会決算委員会(都市整備)〜行政の実施計画があまりにも現実 と乖離している問題 by 大庭正明議員
この中で、「保存樹木指定本数は マイナス
740%」「これでは実施計画の意味を成し
ていない」と指摘しているのですが、
この記事を受け、区民の方から「保存樹木」
というのは(補助金など)どうなっている
のか?と質問がありました。
以下が、その詳細です。
【保存樹木の指定】
区民の方から情報や相談があったら、区が
確認して、条件に合えば指定する。
維持管理は所有者の責任。
【支援内容】
1、3年に一度、区が剪定する
2、緊急時、区が対応する
3、区の保険を適用する
【保存樹木の解除】
所有者の希望により解除できる
【年間会費】
約1800本あるが、3年に一度、剪定をして
いるので、毎年600本の剪定を行なっており、
かかる費用は年間約1億円(平均1本17万円)
世田谷区は7割が民有地なので、民有地の緑
をどこまで守るべきなのか?守れるか?
が課題です。
現在の支援だけでも、他自治体に比べると
手厚い(他自治体では毎年1本5000円しか
助成していないところもある)というので
すが、、、
「保存樹木」は、目標のマイナス740% と、
実際、どんどん減っているので、もう少し
積極的な支援をしなければ、緑は守れない
のではないかと思います。
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