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Channel: 世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌
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「首都直下地震が来ても助かる街、復興が早い街、世田谷」ってどうでしょう?

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昨日(4月25日)は、基本構想審議会第3部会(2回目)が開催されました。

部会長の仕切りで、今回は、第3部会が関係する所管が持っている計画

について行政から説明してもらう、ということで…、

  1、障害福祉施策

  2、高齢者保健福祉・介護保険施策

  3、子ども・子育て支援施策

  4、健康づくり施策

  5、男女共同参画施策

  6、教育施策

について、それぞれの所管の部長からレクチャーを受けました。

 

とても早口でザザーっと説明を受けたわけですが、議会にいる私と風間議員

は、日ごろから区の取り組みについてはだいたい知っていて議論もしている

ので頭に入っていますが、

他の委員の方や傍聴している方にとっては、一度にこんなに詰め込まれて

も…、という感じで、大変だったのではないかと思います。

 

この説明だけで(6つの所管ですから無理もないことですが)1時間半以上

が過ぎていました。

 

最後に、何かご意見を、ということだったので、私からは、「構想」と「計画」

を分けて考えるべき、今一度、違いを確認すべきではないか、ということを

申し上げました。本審議会は、「基本計画」や「実施計画」を作るのではなく、

「基本構想」を考える審議会なのですから。

 

イメージとしては、たとえば、「首都直下型地震が来ても、死なない街を

創る!助かる街、復興が早い街、世田谷」のような…?

 

その中には、今日、説明があった、障がい者も高齢者も子どもも外国人も

私学に通っている児童生徒も、みんなが助かるためには、情報提供も

しっかりなされなければならないし、

 

災害時避難所では、女性が被害に遭うケースが実はとても多いということ

もあり、そういうことを防ぐとためには男女共同参画の視点も必要だし、

 

小中学校は避難所になる場所、ということから教育分野も関係してきます。

 

また、これからは「防災」だけでなく、「復興がすみやかにできる街づくり」

という視点も必要で、そのためには、道路整備も必要だし、普段は子ども

たちが遊ぶ公園も、延焼を防ぐための場所であったり、と、都市整備分野

との連携も欠かせません。

 

避難所や仮設住宅で、自殺者が出ないような支援策も、復興の際、忘れ

てはならない要素でしょう。

 

健康で元気な高齢者の方々が、復興の際、何に役立てるのか?という

こともテーマになると思います。

 

区民が安心して安全に暮らせる、区民の生命と財産を最大限守る、と

いう自治体としての責務にも直結します。

 

まだまだ、詰め切れていませんが、なんとなく描いているのは、こうした

大所高所から見た構想づくり、なんですけれどねぇ…。

 

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