「世田谷ナンバー新設を反対する会」のHPができました。
簡単にできる反対のウェブ署名⇒こちらから、お願いします!
本日、東京地裁に「世田谷ナンバー」の承認差し止めの提訴を行ないました。
「国交省の要綱違反」がその理由です。
テレビのニュースでも、午後3時〜夕方、夜、と、各局で取り上げられました。
提訴した後、「反対する会」代表の高木徹さん、光前幸一弁護士、吉田幸宗
弁護士、原告の区民2名が参列し、記者会見が行なわれました。
以下、高木さんによるコメントです。
少し長いですが、貼り付けますので、興味関心のある方、ぜひお読みください。
↓ ↓ ↓
本日はお忙しいところ、このようにお集まりいただきまして、誠にありがとう
ございます。
先ほど国土交通省に対し「世田谷ナンバー新設要請の差し止めを求めて、
提訴致しました。
それではここで、私たち「反対する会」について、簡単に説明させて頂きます。
私 高木徹は、今年の5月に自動車販売店に行き、そこで世田谷区が世田谷
ナンバーの新設に向けて動いている事を、設置されたチラシで偶然知りました。
そこには驚く事に、わずか2、3ヶ月後の夏には世田谷ナンバーが誕生する
と書いてありました。
私は瞬間的にこの内容に違和感を感じ、その日から世田谷ナンバーについて、
徹底的に調べ始めました。
それにより、更に驚くべき事実が解ってきたのです。
そこで、反対する会を設立する流れとなりました。
では、反対する理由に付いてお話しします。
一つは世田谷区が声高に言っている「8割の区民の賛成」の根拠となる
アンケート調査と署名活動のおかしさです。
アンケート調査については、これまでも説明して参りましたが、無作為抽出
ではありえない回答者の世代分布です。
これは某テレビ番組でも、専門家が「十分に疑われるレベル」と発言され
ました。
また、署名活動はおいては、商店会に所属している方々から「私たちは
反対する訳には行かない立場で、無理矢理署名させられた」、「署名は
仕事中に回ってきて強引に書かされた」、「商店会は怖いから反対したり
署名を書かない訳にはいかない」等の声が、私たち反対する会に届いて
いるという事実です。
また、世田谷区が推進団体に賛同した時期にも疑問があります。
本来は民意がある程度集まってその要請が有ってから世田谷区が動く
べきですが、世田谷区は推進団体と早々に手を組み、タレントを呼んだ
決起集会まで、華々しく行なった後で 賛成ありきのアンケートを実施
しています。 これでは本当の民意は計れるはずがありません。
更に、この様にマスコミの方々に取り上げて頂き報道された今でも、
ナンバーが変わる事実を知らない、または、世田谷か品川かを選べる
と誤解している、正しく理解していない区民が大多数です。
要するに世田谷区は、大半の区民に知られないような周知活動しか
行なっていなかったのです。
一方で、世田谷区が掲げる具体的な活用方策については「シャッター
商店街の活性化」、「農村の跡取り問題の解決」、「運転マナーの向上」、
「孤独死の予防」等を掲げていますが、これらは「世田谷ナンバー」に
より実現できる内容とは到底考えられません。
これでは一体何を目的に「世田谷ナンバー」を新設したいのか、理解
不能な状況です。
たかがナンバーと思われる方も多いかと思いますが、本来公正公平な
立場を取るべき保坂展人区長が、一部の推進団体に肩入れするような
事があってはなりません。
私たちはナンバーだけの問題ととらえている訳ではないのです。
保坂展人区長が間違った政策を行っている事実を知ってしまった以上、
見逃す訳には行かないという考えがこのような活動になりました。
区民に正しい周知をしてください!
区民に公正公平なアンケートを行なってください!
区民が納得できる活用方策を示してください!
長いものに巻かれる区政ではなく、民意を尊重した正しい政策を行なっ
てください!
私たち反対する会は、国土交通省が掲げた「ご当地ナンバーの導入要綱」
に定められた導入の基準に、殆ど適合していない世田谷区に対し、公正な
判断を下し「新設要請の差し止め」の実行を求めるしだいです。
(高木代表のコメントは以上)
さて、これを受けてもなお、保坂区長は「多くの人が賛成している」と言って
のけるのでしょうか。
国交省は、何事もなかったのごとく、さっさと申請を認めるのでしょうか。
もし、そんなことであれば、巷にはびこる “政治不信” がますます広がり、
投票する気にもなれないような状況が続いてしまうでしょう。
国交省の良識ある判断を望むものです。
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