昨日は「無所属・世田谷行革110番」の会派代表質問を行ない
ました。
「 コミュニティ・防災・生活の拠点から考える世田谷区政の
問題点について」様々な角度から質問をしたのですが、
その中の一つ、災害時のペットの対策について、新たな提案
をいたしました。
【質問】
それは、「災害時動物救護活動ボランティア登録制度」の創設
です。
すでに、千葉県では2010年につくっていますが、千葉県でも、
東日本大震災で被害を受けた地区があり、一時的にペットを
飼えなくなった人がいて、ボランティアの人に預かってもらう
ことで、飼い主も安心できた、ということです。
また、埼玉県でも、今年、この制度が創設されたとのこと。
現在、千葉県では約150人、埼玉県でも100人以上の登録がある
そうです。
避難所に同行できる環境が整っているところは、ペット連れの
避難も可能だと思いますが、現状では、なかなか十分な対応は
出来ないと思われます。
そこで、自宅が無事な人に、飼育が困難となったペットを一時的
に預かってもらえるように、前もって登録しておく、というのは
とても有効な手段だと思うのです。
これは、是非とも、先行事例を急ぎ研究し、世田谷区でも創設す
べきだと考えます。
↓ ↓ ↓
【区の答弁】
災害発生直後は、避難所では混乱が予想され、避難所の運営者等
は様々な事態の対応に追われることになります。
そのような中、ペット同行避難者の対応ができるボランティアを
配置しておくことで、避難所運営のスムーズな運営に寄与すること
ができます。また、避難者の状況により収容人員を超過することも
考えられますが、自宅が無事なボランティアが動物を預かること
により、避難所の混雑縮減にもつながります。
これらの制度は、災害時に被災したペット対応の課題を解決する
一つの仕組みとして有効であると考えられますので、今後、ボラン
ティアや関係団体の協力を得ながら、区でもこれらの制度の創設に
向け、調査研究してまいります。
↓ ↓ ↓
というわけで、いい答弁が引き出せました!
世田谷区でも「災害時動物救護活動ボランティア登録制度」
が出来ると思います。
出来るかどうか、今後、しっかり見ていかなければ。
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