アジアで姉妹都市交流ができる国(都市)がないか?と、アジア議連
有志で、先月、台湾を訪れました。
まず、最初に行ったのが、外務省亜東関係協会(4/16水)です。
亜東協会の李さんは、日本に留学していたことがあり、流暢な日本語
で懇談をしてくださいました。
李さんいわく「台湾と日本は一番近い国。与那国島からわずか110キロ。
交流を深められたらいいですね」。
議員団からは、台湾について、様々な質問や意見交換をさせていただき
ました。
私は、まずもって「3年前の東日本大地震の際に台湾の方々がいち早く、
そして、世界中が驚くような多大な支援をして下さったことに、私たち
日本人は心より感謝しています」と、お伝えし、子育てや教育の状況に
ついて質問させていただきました。
台湾でも受験は厳しいそうですが、日本のように、小学校や中学校から
ではなく、高校受験からだそうです。
男女平等は、国会議員の女性の割合は30%、台北市議会は30%以上。
管理職も女性が多い、ということで、こちらは日本よりずっと進んで
いました。
女性が社会で活躍するためには、なんと言っても子育て支援が充実して
いなければ出来ませんが、その状況を聞くと「公立保育園は少ないが、
親や近所のひとが子どもをみてくれる」という答えでした。
日本の一昔前のような、地域力があって、地域のいろいろな人が子ども
の面倒を見てくれる。だから保育園がそれほど揃っていなくても女性が
働ける社会、なんですね。
もう一つのポイントは、「家事も夫が一緒に支える」ということです。
日本の一番遅れているのが、この、夫の家事育児参加、だと思います。
そこには、「性別役割分業意識」(簡単に言うと、家事育児は女がやる
こと。男は外で働くもの、という考え方)が根強くはびこっていて、
もう何十年も前から指摘されているのに、日本では、なかなか「男女が
共に家事も育児も仕事もする」という意識になりませんねぇ…。
これだけの経済大国でありながら男女平等指数は、136国中、105位
ですからねぇ…。
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