27日(日)は、区政報告を兼ねた「コミュニティ・サロン」を開催しました。
今回のテーマは「心のガードレール〜温かい孔子の教え〜」。
講師は、論語に関する著書多数の青柳浩明さん。
『論語』と聞くと、どうも堅苦しいようなイメージがありましたが、でも、2500年
も読まれ続けているものだし、きっといい教えなんだろうなぁ、ぐらいに考えて
いたのですが、印象が全く変わりました!
青柳さんの講義がすばらしいこともあり、いやぁ〜、おもしろい!興味深い!
そして何より、実践的!!!
写真下は、350年前に使われていた『論語』をまとめた書物。
すごい、こんなものがあるなんて〜! 貴重なものに触れ、感動しました。
パソコンで打ったわけではないのに、なぜ、こんなに統一された美しい文字
が書けるんだろう?
孔子の教え『論語』は、20編、449章句、13700文字あるそうですが、
使われている漢字は1520字種だけだそうです。
あらためて、漢字ひとつ一つがもつ意味にも触れ、とても勉強になりま
した。
現代の簡略化された漢字からは読み取れない大切な成り立ち、意味
があるんですね。漢字の記号化、時代の流れで仕方ないのかもしれ
ませんが、残念なことなんだな、と思いました。
今日、「今、なぜ論語なのか?」という素朴な疑問が解けました。
『論語』って、おもしろい!人生の心のガードレール、の意味がよくわかり
ました。
ちなみに、私の心にズキっと突き刺さったのは
「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」…
ハイ、それ、私のことです。
参加してくださった皆さん、口をそろえて「続きが勉強したい」とおっしゃって
いました。
青柳さん、いつもは何百人を相手に講義をされていらっしゃる方なのに、
私のこじんまりとしたサロンに来てくださって、感謝感激。
ありがとうございました!!