5月15日〜6月15日の「トゥレット症候群啓発月間」を記念して
昨日、ドキュメンタリー映画「トゥレットなんかに負けないぞ!」
上映会が開催されました。
皆さんは、「トゥレット症候群」をご存知でしょうか?
首を振ったり、顔をひきつらせたり、腕を振り回したり、足でキック
をしたり、奇声を上げたり、汚言を吐いたり…。
誰が見てもおかしい行動をしてしまう。
やりたくなくても止められない。
周囲に変な目で見られているとわかっていても、どうにもならない。
という、とてもつらい発達障害の一つです。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.
共催である世田谷区の担当者、 障害福祉担当部障害者地域生活課の
織田健一係長。
「トゥレット症候群」の啓発・理解のため、尽力して下さいました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
上映会のあとは、ミニセミナーがあり、
「トゥレット症候群と向き合うポイント」
「トゥレットと共に生活したアメリカでの体験」
が、当事者のお子さんを持つ保護者の方より話されました。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
会場に入りきれないくらいの多くの人が集まってくださり、立ち見が 出るほどでした。 以下、ミニセミナーから要点を抜粋します。 ◆トゥレット症候群は、ADHDや自閉症などの併発症、ひどい強迫観念 に悩まされているなど、様々な困難がある。 ◆トゥレット症候群の子どもたちは、やりたくないのに、まるで罰ゲーム をさせられているような毎日を強いられている。脳内物質のドーパミンの 代謝異常とも言われているが、はっきりした原因は不明。 ◆周囲から変な目で見られ、チックを抑えるために笑ってごまかしたり すると、わざとやっていると誤解されたりもする。そうして、いじめられ たり仲間外れにされたり、二重の苦しみを味わっている。 ◆何かに集中していると症状がでないこともあるが、そのため、コント ロールできると誤解されてしまうことも。 ◆アメリカで、転校する時に、トゥレット症候群を知らない、とか、 間違った理解で苦しむことのないように、要約書を自分で作って学校に 持って行った。 先生が正しく理解してくれたら、周りの子どもたちも理解してくれる ようになった。とにかく、子どもは(チックなどの症状は)わざとして いるのではない、と、みんなにわかってもらいたかった。 ◆アメリカの学校では、音声チックが激しいので別室でテストを受けら れるようにしてくれた。 症状がひどくなると学校に行けなくなってしまったため、個別に家庭 教師を派遣してくれた。一年経つと、また学校に行けるようになった。 「今のところ、まだ、トゥレット症候群に効く特効薬はない。しかし、 少しでもトゥレット症候群のことを知ってもらえたら、生きやすくなる」 という保護者の方の言葉が、いかに「知ってもらうこと」が大切かを 物語っていました。 世田谷区を皮切りに、他の自治体でも、ぜひ、「トゥレット症候群」を 知る、知らせる、活動を広げてほしいです!!
政治家(市区町村)人気ブログランキング、465人中、第5位です!Image may be NSFW.
Clik here to view.
応援ありがとうございます!引き続きクリックよろしくお願いしまーすImage may be NSFW.
Clik here to view. Image may be NSFW.
Clik here to view.
Image may be NSFW.
Clik here to view.ぜひこちらもクリックをImage may be NSFW.
Clik here to view. Image may be NSFW.
Clik here to view.