7月2日の「企画総務常任委員会」に付託されていた
『閣議で集団的自衛権の容認を決めることに反対する決議を求める陳情』は、
ものすごく微妙なタイミングだったので、どうなることか心配して
いたのですが…、
結局「企画総務委員会」が開催される前日(7月1日)に閣議決定
されてしまったため、
「陳情の願意がなくなってしまった」ということで、審査しない終わり
ました。
陳情の要旨(以下)は、「容認をしようとしています」というもの。
↓ ↓ ↓ ↓
だから、「容認しないように反対の決議をしてほしい」というもの
でした。
うちの会派は、この陳情が、閣議決定の前であれば「趣旨採択」を
しよう、と、決めていました。
…が、閣議決定がなされてしまった後だと、残念ですが、この文言
の陳情は審査することができません。
文言で審査する、というのが、請願・陳情の大原則だから、です。
内容が違うものは、審査のしようがありません。
議会のルールを無視してでも「大事なことだから審査すべき」と
言っている議員がいましたが(生活者ネット・社民党、民主党、
共産党)、それは違うと思います。
傍聴に来ていた区民の皆さんにとっては、「いいことを言って
くれている議員」に映ったことでしょう。
でも、「自分に都合のいいことはルールを無視していい」という
主張はおかしくないですか?
それでは、集団的自衛権を“憲法を変えることなく、解釈だけで
変えてしまった” しかも、“国民的議論をすべきところを、閣議
決定のみで決めてしまった” 安倍総理がやったことを批判でき
ないと思います。
まるで、「自分たちに都合のいいことはルールを無視していい」
というやり方ですよね!!
なので、私は、「とても重要なことなので議論は必要。しかし、
同じ内容の内容のものは二度は出せないので、一度、この陳情
を取り下げて、改めて、形を変えて出し直してほしい。
そうすれば、審査ができる。この問題はこれで終わりではなく、
区民、国民が議論を続けなければならないと考える」
という趣旨の提案を添えて、
「本日、この陳情の審査をすることは難しい」と判断しました。
例えば、閣議決定がされてしまったことを受けて「見直しとか
撤廃を求める」という内容でもいいと思います。
「今の陳情を取り下げ、新たな陳情を出し直す」というのが、
ていただけたら、と思います。
集団的の解釈改憲は、これで終わりではないのです!
これで終わりにしてしまってはいけない!と思います。
次の選挙で、国会議員を入れ替えて、この閣議決定の見直しを
させたいです!!
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