私は、学校給食について、栄養だけでなく食文化を継承する機会ととらえ、
特に、米飯を中心とした和食の文化を大事にすべきということと、
何でもかんでも「牛乳」を出す、というのはおかしい!(メニューに合わ
なくて、飲み残しも多い)、改善すべきだ!と、議会で訴えてきました。
最近では、いくつかの自治体で、メニューによっては牛乳を出さない、とか
牛乳は給食とは別の時間に飲ませるようにする、などの工夫をしているよう
です。
以下は、7月14日の日経夕刊で大きく取り上げられていた記事ですが、
世田谷区立北沢中学校の取り組みが紹介されていました。
北沢中では、月に1回〜2回、牛乳なしの給食が出るそうです。
グラタン、シチューなど、牛乳をたくさん使う料理のメニューの日は、
牛乳をやめてジュースを出している、とのこと。
もっと言えば、牛乳が合わないメニューの日にも、カルシウムは他の
もので工夫していってもらえたらいいなぁ〜、と思いますが…、
でも、北沢中は、問題意識を持って取り組んでいる、というところが
すばらしいですね!!
何の工夫もせず、「カルシウムといったら牛乳」「和食だろうが中華
だろうが、給食には牛乳」という固定観念でがんじがらめの今の学校
給食は課題が多いです。
なにより、ものすごい量の「飲み残し」。
これでは、「計算上はカルシウムをとれている」ことになっていても、
児童生徒の実態とはかけ離れています。
それでは意味をなしません。 和食文化も伝わりません。
学校給食、根本から見直すべきである!ということ、これからも訴えて
いきたいと思います。
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