昨日、世田谷区議会本会議で、中間議決が行なわれました。
今回の議案はこちらです。
ひとつ、注目されたのは、「世田谷区公契約条例」。
「公契約条例」、最近の流行りですが、基本的には労働者の最低賃金や
労働環境が確保されるように定めるもの、だと思うのですが、区が提案
してきた条例は、罰則のない理念条例のような、あってもなくても同じ
なのでは?と思われるような内容でした。
その点について質問したところ、「条例が議決されれば区としては重い
ものなので、それを根拠にしっかり指導する。条例制定の効果はある」
ということと、「もし、これでは不足ということであればペナルティ
を課した条例に変更することも考えている」というような答弁だった
ので、区の言い分を信じ、賛成しました。
実は、自民党サイドでは、事業者側から、労働者の方を向いた条例は
困る、と言われていたようで、このような骨抜きで実効力があるのか
どうかわからないようなものとなってしまったようです。
一方、共産党サイドでは、労働者側から、こんな罰則規定がない条例
ではダメ、という声もあったようで、
結局、妥協の産物みたいな条例となったのだと思います。
いずれにしても、通ったからには、少しでも実効力が発揮出来る条例
としていただきたですね。
さて、来週(9月30日)から決算委員会が始まるので、また質問準備
で忙しくなります。
頑張りまーす!!
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