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「妻は家庭に」4割、しぶとく残る「性別役割分業意識」、、、

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少し前のことになりますが…、11月2日の東京新聞。

 

「妻は家庭」反対49%=再び賛成上回る―内閣府調査

時事通信 11月1日(土)17時8分配信

内閣府は1日、「女性の活躍推進に関する世論調査」結果を発表した。

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」との考え方について尋ねた

ところ、賛成44.6%、反対49.4%となった。2012年の前回調査と

比べ、賛成は7.0ポイント減、反対は4.3ポイント増。

前回は1992年の調査開始以来初めて賛成が増加に転じ、反対を15年

ぶりに上回ったが、再び反対が賛成を上回った。

女性の活躍推進を掲げる安倍晋三首相には望ましい傾向と言えそうだ。

前回調査で賛成が増えた背景には、東日本大震災によって家族の絆を

再認識するムードが強まった影響などがあったとみられる。 

(引用ここまで)

 

いやはや、日本という国はどうしてこうも「性別役割分業意識」が

根深く残っているんでしょうねぇ…?!

能力のある人が、家庭にとどまって、その能力を発揮することができ

なかったら、社会にとって(国にとって)大きな損失ではないですか。

 

男女にかかわらず、一人ひとりが「ひとりの大人として」経済的にも

生活面でも「自立」したうえで、お互い支え合うことができることが

大事なんだと思いますよ〜。

もちろん、お互い出来ない部分を補い合う関係でもいいと思いますが、

それがいつもいつも、女性は家で家事育児、という役割を担わされる

のはおかしな話だと思います。

 

家事も何もできない男性が妻に先立たれて困っている、という話、

あちこちで聞きませんか?


生別死別を問わず「妻がいなくなってしまった男性」の寿命は、

平均で10年も短い、という調査結果もあるとのこと。

 

それって悲しいですよね。

 

そういえば、先日、友人からこんな話を聞きました。

「娘の時は、なーんにもしなかった、なーんにもできなかった夫が、

今、孫をお風呂に入れたり、おむつを変えたり、ミルクをあげたり、

しっかり育児をしているの。やっと役に立つようになったわ」。

「育ジイ」となった夫を見ての談。微笑ましくていいですね。

 

やれば出来るのに、「家事育児は女の仕事」「妻は家庭に」という

古い性別役割分業意識に縛られて、「なーんにもできない老人」に

なってしまっている男性、まだまだ多いのではないでしょうか。

 

自分もパートナーも、「性別役割分業意識」から解放しませんか。

 

 


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