3月27日に、私たち区議会議員の4年の任期最後の議会が終わりました。
(来年度の一般会計予算について反対した理由は、この一つ前のブログ
にアップしました。)
年度末の議会が終わると、議員互助会主催の「送別会」が開催されます。
いつものように、区役所の大会議室にてケータリングサービスで行ない
ました。
今回、退職する区の職員は、169名だそうです。
皆さん、長い間、お疲れ様でした。
また、勇退する議員(4月の選挙で立候補しない議員)は、
新川勝彦議員、杉田光信議員、木下康之議員の3名。
区長から、記念品が手渡されましたが、この二人の光景は、
議員の誰もが複雑な心境で見ていたことと思います。
(左=保坂区長、右=木下議員)
保坂区長に裏切られて、木下議員がいかに無念であったか…。
この間ずっと、議会の度に、その想いが伝わってきていましたが、
特に、今回は勇退する最後の議会であったため、より強く伝わって
きました。
特に予算委員会最終日の木下議員と区長とのやりとりは象徴的です。
(以下、議会中継から要約して抜粋)
【木下議員】
区長は公共事業の見直し、とりわけ補助54号線について、醜悪な、
コミュニティ破壊だと言った。私はそれを支持して(保坂氏を区長
にと)担いだ。私に対して、裏切ったとは思っていないのか?
【保坂区長】
政治家というのはよりよくしていくことだ。
公共事業、大型開発の見直しを行うと言って(区長選に出た)。
下北沢の街を作り替える、上部利用の見直しもした。
裏切ったとは思っていない。
【木下議員】
あなたは私が担いだから出馬したんですよね?
私がいなかったら出なかったんですよね?
【保坂区長】
(私を押した人は)ほかにもいるけれども、
木下議員もその1人と認めている。
【木下議員】
長年政治家をやっていた人の言葉とは思えない。
(こういうことは)誰が言い出したのか、が大事なのだ。
約束は守らなければいけない。
あなたは肯定感、肯定感と言うが、肯定感の中で”過ちを認めない”
という作法を身につけてしまったのでは?
これからの区政について非常に危惧している。
今度の選挙は圧倒的にあなたの方が強いでしょう。
負けたら笑いものだ。
そういう中であなたは今度の選挙を闘うんですよ、約束も破って!
そのことを重々心の中に受け止めてやってくださいよ。
(要約した引用、ここまで)
「保坂区長は自己肯定感が強い」というのは、まさに、私たちの会派
の意見でも述べたことですが、
木下議員の表現「あなた(保坂区長)は自己肯定感の中で”過ちを認め
ない”という作法を身につけてしまったのでは?」…これは、その通り
だと感じました。
木下議員、5期20年、お疲れ様でした。
木下議員にくどかれて区長選に出た保坂区長。
1期目の最後にはこのような形で決別してしまったわけですが、
果たして来月の区長選はどうなることでしょう。
かくいう私自身も区議選(の予定)です。頑張らなければ!!
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