以下は、同じ会派の桃野よしふみ議員が予算委員会の質疑で
明らかにしたことですが、世田谷区立三宿中学校で、
↓ ↓ ↓
「校長がこっそり「教材費」で教育実習生(女性・大学院生)の 旅費・宿泊費を賄うトンデモ話。それがまかり通る世田谷区。」( ↑ クリックしていただくと桃野議員のブログが読めます)
という前代未聞のあり得ないような事件が起きました。
以下は、桃野議員が質問する際に使ったパネルです。
このことは、「保護者から集めた教材費で実習生を修学旅行に
連れて行くなんておかしいのではないか?返してほしい」という
ある保護者から、桃野議員に訴えがあってわかったことです。
教員以外の人員を修学旅行に連れて行くには、まず、教育委員会
と十分に協議したうえで、必要性が認められれば、実習生の費用
は教育委員会が出す(税金で負担する)こととなっています。
にもかかわらず、今回、教育委員会はそのことを知らなかった。
(三宿中が提出した書類には書いてあったのですが、指導課が
それに気づいていなかった?それも問題です!)
つまり許可なく実習生を連れて行き、その旅費4万6744円を、
保護者から徴収したお金で賄っていた、というのです。
しかも、そのことが判明した後も、教育委員会としては何の
お咎めもなく、三宿中では、以下の手紙を事後報告的に保護者
に配布し、これでおしまい、としようとしています。
これは、どう考えてもおかしいことです。
一人433円だからいい、という問題ではありません。
校長は、108人の保護者を騙したことと同じではありません
か。
「教材費から実習生の旅費を出すことはPTA会長に相談して
許可を得た」と、校長は言っていますが、それってPTA会長
に責任を負わせようとしているとしか思えず、とんでもない
ことだと思います。
PTA会長の方が「実習生を連れて行くにはどういう手続きが
必要で、費用はどこから賄うもの」ということなど知るはず
ないじゃないですか。
保護者から集めた教材費(の中の、教育実習生の旅費の分、
433円)は、保護者に返還すべきです。
では、実際にかかった費用はどうしたらいいのか?
教育委員会は予算化していなかったわけで、そうなった場合
どうしたらいいか、困ってしまうのでしょう。
そのこと一つを捉えてみても、これはとてもおかしな問題だ
ということがわかることと思います。
今回のことが許されるなら、「教材費」として保護者から集
めたお金は、「校長の裁量」で何にでも使えることになって
しまいはしないでしょうか?
議会でこういう指摘を受けたら、当然、他の学校は大丈夫だ
ろうか?と、全校に調査をかけて、保護者が出した「教材費」
が不適切に使われていないかチェックし、注意喚起を行なう
ことこそが、教育委員会の仕事だと思います。
今回、教材費を払った三宿中の卒業生の保護者の方、疑問が
あれば、今からでもあきらめずに、ぜひ学校に問い合わせて
ください。
ただいま、政治家(市区町村)人気ブログランキング496人中、
全国 第1位 です! いつも応援ありがとうございます!