11月29日、本会議での一般質問の報告の続きです。
「区の非常勤職員の待遇について」、改善が必要であるという
観点から質問しました。
「出張所」と「まちづくりセンター」の非常勤職員(嘱託職員)
は、「同じ非常勤でも仕事量が全く違う。配属先によって有給
の取り方や、責任の取り方、窓口の負担が違うのはおかしい。
これで待遇が同じだなんてあり得ない。時給を変えてほしい」
という声が、いくつかの現場からあがっています。
「出張所」と「まちづくりセンター」とでは業務内容がどの
ように違うのか調べてみると、、、パネルをご覧ください。
上から頻度の高そうな業務内容21のうち、まちづくりセンター
で行なわれているのは1つだけ。
下の方に7つ8つある丸印は「飼い犬の登録」「車いすの貸し
出し」など毎日頻繁に行なわれる業務ではないので、比較する
としたら、上の部分だと思います。
業務内容と、仕事の量が全然違うことがわかります。
ここまで「やらなければならないこと」に差があるのに時給
が同じというのは問題ではないでしょうか。
「出張所」勤務と「まちづくりセンター」勤務とでは待遇
を変えるべきではないか?と質問しました。
【答弁】
出張所嘱託員は、いずれも定型的・補助業務であるが、現在
「新たなまちづくりセンターの充実」に向けて検討している
ので、その中で考えていく。
また、一部の正規職員が仕事を非常勤に任せっきりだったり、
頼り過ぎだったり、という声もあちこちからあがっています。
実際、非常勤職員の方が仕事がよくわかっている、仕事が
よくできる、という状況もあるようです。
だからと言って、正規と非常勤とでは、責任も待遇も全く
違うのですから、お任せでいいという状況はおかしいです。
正規職員の意識改革が必要ではないか?と質問しました。
【答弁】
現在、出張所嘱託員(非常勤)は約160名いて、制度が新設
されて15年経つので、経験豊富な方もいる。
窓口業務など頼るケースがあるかもしれないが、あらためて
所長を中心に、正規職員が責任をもって職務にあたり、実務
面においても非常勤職員を指導助言しながらサービスに努め
ていく。
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