10月下旬、区議会では、各会派の予算要望(来年度に向けた)
を提出するのですが、うちの会派の予算要望は、以下のように
まとめましたので、参考まで、ご覧いただけたらと思います。
無所属・世田谷行革110番・維新 平成29年度に向けての予算要望
■ 保坂区長は自分に都合の良い「部分最適の政策」を改め「全体最適」
の観点から公平な政策を考えよ。
■ 世田谷区の財政状況を予算、決算特別委員会の前に明らかにせよ。
単年度の“平穏予算”“平穏決算”では議会審議において危機感が伝わらない。
■ 区の管理する施設(公共施設、学校、道路等)の改築、改修等の優先
順位とその合理的な選考理由(基準)を明らかにせよ。
■ 必ず来る首都直下型地震に対する備え(災害対策)に、優先的に予算
を投入せよ。(特に物流のネットワークのインフラを今後整備せよ)
首都直下地震は1回だけではないことに留意せよ。
今後100年単位では複数回直撃することを想定せよ。
■ 公務員人件費及び人件費に相当する委託費等の詳細を明らかにせよ。
■ 今後、特別区税の伸びは望めても、特別区交付金(財調)も含めて特定
財源は厳しい状況にある。
従って、行政の“守備範囲”を多様な民間サービスに移行させざるを得ない
ことを覚悟し、具体的な検討項目をあげよ。
■ 保育待機児問題解消は喫緊の課題であり、同時に若年人口の誘導にも
つながることも踏まえ高齢化が進む地域に意図的に配置することで、区全体
の人口構成のバランスを図れ。(地域の高齢化は災害に弱いことを認識せよ)
■ 商店街活性化と道路網の整備の因果関係を考えよ(一定の結論を出せ)。
■ プレミアム商品券は縮小廃止の方向へ誘導せよ。(乗数効果が顕著でなく、
一時的な買い溜めに終わっている。)商店街のビジネスモデルは残念ながら
時代遅れとの認識を持て。新たなビジネスモデルの発想を伴う個店の出現を
インスパイアする側に行政は立て。
■ コンビニ等の位置付けを行政は明確にせよ。
(莫大な投資を行い、商品開発・サービスのICT化の最先端にいる現状を
踏まえ、地域との融合、地域商店としての誘導を図れ)
■ その他、これまでの予算要望において未達成、未着手の部分及び本会議、
委員会等で行った質問内容についても会派の予算要望とする。
↑ ↑ ↑
この部分をすべて書き並べる会派が多いのですが(それで、何ページにも
及ぶ分厚い予算要望書となっている会派が多い)、うちの会派はそれらを
すべて書き並べることはせず、このような表現としています。
(公の場で述べているものであり、行政には伝わっているので)
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