3月1日、世田谷区の二人の副区長名で各部長あてに「依命通達」
が出されました。
その内容は、不正に区営住宅に居住していた区職員が二人発覚
したことから、このような不祥事が起こらないよう、公務員と
しての自覚を持つよう指導すること。
また、各部で公営住宅に居住しているかどうか、条件を満たし
ているかどうか等を調査せよ。
不正居住の疑義が生じた場合は、すみやかに所属長に申し出る
よう指導を徹底せよ。というものです。
はたして、これで、不正居住の実態がつかめるでしょうか。
「申し出る」のを待つだけだったら、申し出なければわからない。
だったら、申し出るわけがありません。
実は、数年前に、あること(不祥事)から自主退職をした職員が
いるのですが、その職員は(不正に)都営住宅に住んでいた、と
いうことがわかっています。
その際に言われていたのが、「家賃の安い公営住宅に住んでいる
区職員は何人もいますよ」ということでした。
今回、調査に踏み切るいい機会ではありませんか。
区民の信頼を失う不祥事が起こっているのですから、徹底的に
不正居住はないか、徹底的に調べるべきだと思います。
「依命通達を出して、申し出を待つ」だけとは…!!
区の対応は甘すぎると思います。
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