安倍総理より出された「緊急事態宣言」が4月8日に発動し、
その後の人出はどうなっているか、気になるところです。
新型コロナウイルスを封じ込めるには「8割の削減が必要」
ということですが、、、、
以下の画像は、4月10日(金)「NHKニュースウオッチ9」
からです。
「緊急事態宣言」が発動された4月8日(水)夜の人出。
銀座、赤坂・六本木、名古屋、大阪北区、博多区、いずれも
かなり減ってはいますが、銀座の7割が最高で、どこも8割に
は届いていません、、、
今、医療機関では事態はとても深刻だと、テレビのニュース
やワイドショー等で、毎日のように専門家が訴えています。
しかしながら、国民の多くがそこまでの認識を持っていない
ような気がします…。
実際、杉並区では医療崩壊寸前で、区費を投入して支える、
という記事があります。
↓ ↓ ↓
「もうベッドが足りない」「救急搬送を受け入れられない」
……いま杉並区で起きている“医療崩壊”の壮絶な現場
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/region/bunshun-37197.html
ひどいのは、杉並区が 「20億円を投入して病床を確保する」
という方針を打ち出したら、東京都が「区が出すなら、都は
補助を支出しない」と決めた、というのです。
杉並区は、「都が支出を止めた分を代わりに負担する方法を
検討している」とのこと。杉並区、すごいですね!!
ほかにも、地方自治体でありながらも、独自の支援に取り組
んでいるところがあり、「世田谷区も独自の支援をしてくだ
さい!」と、区民の方々からの訴えが届いています。
私もそう思います。
国が打ち出した経済支援策は、ほとんどの人が当てはまらず
もらえない可能性があります。
東京都の支援(協力金)も、対象外になってしまう人がいる
でしょう。
だからこそ、区独自の支援が求められています。
経済苦のために、自死が増えてしまったら、本末転倒では
ないですか…。
今、私が考えているのは、、、
400億円以上かけて建て替えることになった「本庁舎」。
これはもちろん、災害対策のために必要不可欠なものですが、
新型コロナという国難に見舞われてしまった今となっては、
(違約金を取られる覚悟で)半年か一年延期して、経済的な
支援に予算を回すべきではないか、と。
(災害対策機能の部分はしっかり手当てをして、ですが)
東京23区には「都区財政調整制度」があり、区が独自に何か
をすると、杉並区のように都から「勝手なことをするなら都
の補助は打ち切る」と嫌がらせをされる可能性もあります。
だからこそ、東京都との交渉が必要で、それをするのが区長
の仕事です。
そして、このような大胆な財政出動をするためには、区長の
政治判断が必要です。
こういう緊急時にこそ決断ができなければ、何のための区長、
何のための「トップ」でしょうか。
今こそ、世田谷区民のために、支援策を打ち出してもらい
たい!!と思います。
ただいま議会がないので、公の場で議論できないのが残念
ですが、様々な方法で訴えていきたいと思います。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第3位 です。
田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka