昨日は18時30分〜21時30分(3時間休憩なし)で、基本構想
審議会が開催されました。
基本構想、起草委員の方々がまとめてくださった(案)が出され、
それについて、文言の整理や意見等を発言していく会議運営
でした。
どうも、この、基本構想、わたし的にはしっくりこなくて…、
一体どうしてなのだろう?!と分析してみたところ…、
この基本構想案には、地方自治を語る際に欠かせない庁舎問題
について、これは今後20年を構想する中では外せない問題である
(私も、桑島委員も、上野委員も触れていた)、にもかかわらず、
きちんと議論できていない。 だから載せられていない。
庁舎問題というのは、単に建物(ハード)の問題ではなく、地方行政
をどう運営していくのか? 本庁はどこまで担うのか?
地域行政制度をどう改革するのか、しないのか?
…というソフト面と密接に関わってくる、自治そのものの問題なので
あります。
ほかの部分についても、まだまだ議論が足りないし、これで9月に議決
しようというのは無理があると思います。
区民参加も中途半端で、多くの区民の方々が「これではアリバイ作り?」
という声が漏れ伝わってくるような状況です。
地方自治法の改正によって、基本構想は設置義務がなくなりました。
議決に付さなければならない、という規定もなくなりました。
なのに、何故、保坂区長は、「基本構想を創り」「議決に付す」と決めた
のでしょうか?
20年先など見通せません。だから、基本構想の策定はしても、議決
して縛りをかけるようなことはしない方がいいのでは?と、思います。
そもそも、9月議会で議決する!と、時間を切ってしまっているから、
十分な議論ができず、肝心要の庁舎問題(行政のあり方を決める)
は避けて通り、区民参加も中途半端なまま、とにかく、早く決めなく
ちゃ!!と、無理な進め方になっているのです。
来週の区議会(代表質問)でも取り上げる予定ですが、再度、
基本構想について、議決に付さず、十分な時間をかけて、区民
参加で創りあげた方がいいのでは?と、提案したいと思います。
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