昨日のNHKスペシャル『徹底生討論！どうするニッポンのエネルギー』
では、再生可能エネルギーや今後の日本のエネルギーについて様々
討論されていました。
その中でも、とりわけ実現可能なこととして注目されているのが、「電力
システム改革」です。
「小売全面自由化」
これまでは電力事業に参入しても工場にしか売れなかった。それを家庭
にも売れるようにする。
「発送電分離」
再生可能エネルギーで参入する新たな事業者などが、今ある電力会社
の送電網を利用しやすくする。
「送電網の広域運用」
電力不足が起きた際に、別の地域から広域に電力を融通しやすくする
たの新たな組織を作る。
これって、「みんなの党」が当初から政策として掲げているものです。
経済産業省の専門委員会が、電気を起業や家庭に送るしくみを根本的
に見直す報告書をまとめ、必要な法律の改正案を今の国会に提出する
方針、ということですが、本当にやれるのか？
しっかり見ていかなければと思います。
また、この番組に、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんが出ていました
が、枝廣さんは、世田谷区の基本構想審議会の委員でもあります。
しっかりとしたエネルギー政策を持っていらっしゃって、とても勉強になり、
穏やかな語り口で理路整然と話されるので、実は私、枝廣さんのファン
なのです。
恵泉女学園大学人間社会学部人間環境学科教授の大日向雅美さんに
話す雰囲気が似ています。
枝廣さんや大日向さんのような話し方ができたらどんなにいいだろう！
と思うのですが、実際には似ても似つかない…(>_<)
話がそれましたが、とにかく、これから日本が目指すべきは、原発に
頼らないエネルギー政策を打ち出すこと！だと思います。
そのための「電力システム改革」を、着実に進めてもらいたい。
「脱、原発」ですよ！！
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