特別定額給付金(10万円給付)、オンライン申請で大混乱!!
というニュースは、すでに皆様ご存知かと思いますが、、、
昨日の朝日デジタルに、以下の記事がアップされていました。
[新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
(冒頭のみ引用)
また、以下は、5月19日のNHKニュース7です。
マイナンバーカードを持っている多くの方が、少しでも早く
給付されることを期待して、オンライン申請をされたことと
思います。
しかし、どの自治体においても、5割〜6割も、ミスがあって
申請手続きができない、という混乱が生じています。
そこで、高松市や調布市では、オンライン申請をストップし、
郵送の申請書を待ってください、とアナウンスをしている、
ということでした。
そもそも、総務省のシステムがどうしようもない!!という
ことが根本にはありますが、(オンライン申請をする際にも、
パスワードや登録の際に必要な番号を忘れてしまい、役所に
行列ができたという混乱もありましたし!!)
しかし、5月2日の時点で、オンライン申請は、ひとつひとつ、
職員が目視して、間違いがないかをチェックしなければなら
ない、ということはわかっていた、というのです。
であれば、なぜ、保坂区長はもっと早く職員を増やすとか、
オンライン申請をストップし、郵送で申し込んでもらうよう
にするなどの対策をとらなかったのでしょう?
保坂区長は、2週間も経ってから(5/15になって)ようやく
以下のようなツイートをしています。
2週間のうちに、すでに苦労してオンライン申請をした方が
殺到してしまっていました。
いまごろ「郵送申請をご利用ください」と言われても…、と
いう方がほとんどではないでしょうか。
とにかく、医師会によるPCR検査にしてもそうですが、あら
ゆることが後手後手となってしまっています。
世田谷区では郵送での申請書は、5月28日に、一斉送付する
予定ということですが、江戸川区では、すでに5月20日には
10万円の給付金が家族分、振り込まれた!早くて助かった!
と、NHKニュースで紹介されていました。
困っている方には特別枠を設けて、先に給付できるようにす
べき、と、何度も区に要請したのですが、保坂区長は何もし
ませんでした。
オンライン申請の事務作業が膨大でどうにもならなかった、
ということは承知しています。
しかし、トップである区長に、お困りの区民を救おう!と
いう気持ちがあれば、できないことはなかったはずです。
江戸川区にできて世田谷区にできない、ということはあり
ません。
それにしても、郵送での申請書の送付も、5月28日とは…、
どこよりも遅い自治体となってしまっているのではないか
と思います。
ただ、郵送の申請書は、総務省が見本としている申請書の
形式は使わず、わかりやすく工夫した、ということです。
総務省の見本は「希望しない」に間違えてチェックを入れ
てしまう人が続出しており、いちいち「本当に希望しない
のか?」を電話等で確認している、というのです。
全く、なんと迷惑な見本を出してきたことでしょうか。
世田谷区の申請書は、「希望しない」ではなく「不要」と、
わかりやすく変更して準備を進めている、とのことです。
それは良いのですが、もう一つ、驚きなのは、オンライン
申請をした世帯にも全て、郵送の申請書が送付される、と
いうのです!!
どこまで無駄なことをやっているのでしょう?!
だったら、オンライン申請など、最初から受け付けない方
がよかったのでは?!と思いませんか。
今回の教訓を無駄にせず、次に生かさなければならない、
と思っています。
政治家(市区町村)ランキング、全国 第2位 です。
田中優子Twitter → https://twitter.com/setagaya_tanaka