7月1日に開催された「文教委員会」で、学校現場で問題と
なっていることをいくつか質問したので、ご報告します。
まず、大前提として、以下のことがあります。
今年は夏休みが短く酷暑の時期に登校がある。 教室は喚起に努めるのでエアコンの効きに限界がある。 マスクを着用している。これらのことから熱中症のリスクが心配され流状況にあります。
1、登下校中のマスク着用について。
小学校では「マスク着用で登下校する」という指示が出ています。
30℃を超える気温でも、通学路で主事さんが「暑くてもマスクを
する!」と子供たちに指導しているが、時と場合によっては外し
ても良いのではないか?
↓
【教育委員会の答弁】
状況によって柔軟に対応するよう校長会等を通して伝える。
2、授業中の水分補給について
授業中は水筒を出さないと校則に明記されている。
しかし、今年はマスク着用しっぱなしなど、例年とは違うので、
水分補給タイムを設けるとか、個別にも許可をする等、柔軟に
対応できないものか。
↓
【教育委員会の答弁】
状況によって柔軟に対応するよう校長会等を通して伝える。
3、中学校の制服は、ワイシャツやブラウスよりもポロシャツ
の方が涼しい。多くの区立中で夏期のポロシャツを認めている。
熱中症対策もあり、ポロシャツを認めて欲しい。
そもそも「制服」ではなく「標準服」なのに、「ワイシャツや
ブラウスを必ず着用」と、配布されたプリントに書かれている
のはおかしいのではないか?
↓
【教育委員会の答弁】
課長・部長から意味不明な答弁が続いたのち、教育長より、
「学校によっては洗濯しやすい体操着で登下校しているところ
もある。臨機応変にしている学校も、ルールに則っている学校
もあるが、必ず標準服でベストも着用してということではなく、
ポロシャツの良さとか、一番子どもにとってどうなのか?を
学校に伝えていく」という答弁がありました。
※ どうも話が噛み合わなかったのは、「標準服」の捉え方が
教育委員会(学校現場?)と私たちとでは違う、ということ
です。
「制服」ではなく「標準服」ですから、あくまでもそれを着な
ければいけないと決められたもの(制服)ではない、という物
であると、私たち(の会派の)議員は理解しているのですが、
まるで「制服」と捉えているようでした。
その言葉の使い方、言葉の定義についても確認する必要がある
と感じました。
4、小中学校の教室に設置されている感染予防のアクリル板
について
透明ではなく見えにくい。
風でパタパタして倒れてしまう。
切ってしまっている学校もある。
という問題が指摘されています。
いつまで設置が必要と考えているか?
透明なものに変えるつもりはないか?
いくらかかるか?
について質問しましたが、第二波がどうなるかわからない
こともあるせいか、正確な答弁は得られませんでした。
今後の状況を注視していきたいと思います。
区立小中学校に通っているお子さんがいらっしゃるご家庭
で話題となっていることがあれば、お知らせください。
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