先週（6/28）のサンデーモーニング、私の政治の師である
田中秀征先生が出演されていました。
そこで、河合夫妻が公職選挙法違反で逮捕されたニュース
が取り上げられていたときの秀征先生のコメントがまさに
その通り！と思ったので、皆さまにもお伝えしたいと思い
ます。
河合夫妻が、お金を配った問題について。
以下、田中秀征先生のコメントです。
↓
受け取ってうれしかったと思っている人は本当に少ない
のではないか。
河合さんは、一番、それにびっくりしていると思う。
波風を立てたくないからとりあえず受け取ったものの、
持ち帰って困っていたはず。
要するに、受け取って喜ぶ人がこういうお金を配る人、
なのだ。
政治家はそういうことをするものだと思っている人が
多いかもしれないが、そういう金はみんなもらいたく
ない。
しかしそこで断れないのが問題である。
こういう金で人を動かそうと言う人が金で動かされる人。
金で動かそうとする人が金で動く人なのだ。
1億5000万円の流れを追って、誰がどういう形で動か
そうとしたか、徹底的に調べる必要がある。
安倍総理はこの人を法務大臣にした。
どういう人物かよく知らないで任命したという任命責任
もある。
しかし、自分の補佐官として一番身近に置いておいた
から、知らなかったとは言えない。
これと、黒川さん検事総長云々という話と合わせると、
総理はそういう人を周りに置いて自分を守らせようと
したという誤解が生じる。
それが本当に誤解だとしたら、総理はとことん説明責任
を果たさなければだめだ。安倍総理個人の責任ではなく
日本の政権そのものの責任。信頼の問題。
非常に大きな問題の河合事件である。
ただ「任命責任は私にあります。お詫び申し上げます」
で済む話ではない。
（引用ここまで）
「金で人を動かそうと言う人が金で動かされる人。
金で動かそうとする人が金で動く人。」
非常にわかりやすいコメントでした。
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